マンチェスター・ユナイテッドは、トッテナム戦でクラブワーストに並ぶ複数の記録を打ち立ててしまった。
4日に行われたプレミアリーグ第4節で、マンチェスター・Uはホームでトッテナムと対戦。開始2分にブルーノ・フェルナンデスがPKを沈めて先制したが、その後は悪夢のような試合展開に。ソン・フンミンやハリー・ケインのゴールで前半だけで4失点を喫すると、後半にもさらに2ゴールを許して1-6で敗れた。
同クラブにとってプレミアリーグの1試合で6失点を喫したのは、1996年のサウサンプトン戦、2011年のマンチェスター・シティ戦以来クラブ史上3回目。
また、開幕からの3試合すべてで2ゴール以上を許したのは、1972年以降では初めてのこととなる。

また、マンチェスター・Uが最後に前半だけで4失点を記録したのはノッティンガム・フォレストに0-4で敗れた1990年と、ディヴィジョン1時代であり、プレミアリーグ創設以降では初めてとなる。

さらに本拠地オールド・トラッフォードの一戦で、最初の45分で4ゴールを奪われたのは1957年のトッテナム戦を最後になく、63年ぶりに不名誉な記録に並んでしまった。

2011年に行われたホームでのマンチェスターダービーで1-6の敗戦を喫したマンチェスター・Uは、これまでにもチェルシーやニューカッスルに0-5と大敗した過去がある。そのいずれの試合も10月に行われており、今回のトッテナム戦の大敗も同様に10月に起きてしまった。
一方で選手個人に目をやれば、アントニー・マルシャルは前半のうちにCKの競り合いの中でエリック・ラメラの顔面を叩いて一発退場に。

僅か28分でピッチから去ることになったフランス代表FWの退場劇は、少なくともプレミアリーグ創設以降、同クラブにとって最速のものになるようだ。

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