TIAMO枚方が3日、関西1部リーグ優勝を決めた。ホームでおこしやす京都と対戦し、2―2の引き分け。だが得失点差でラランジャ京都を上回り、初優勝を手にした。

 新型コロナの影響でレギュレーションが変更され、今季は1回戦総当たりの7試合制。最終節となったこの一戦は2点を先行される苦しい展開となった。だが後半15分に元鹿島DF石神のヘッドで1点差。そして後半アディショナルタイムに劇的な幕切れが用意されていた。元日本代表MF野沢拓也のCKを、新潟などで活躍したFWチョヨンチョルが合わせて追いついた。

 「他会場の結果を聞いて引き分けでも優勝という状況で、2点ビハインド。でも選手が最後まで諦めずに戦ってくれた結果です!」

 昨季限りで現役を引退し、今季からチームを率いる小川佳純監督(36)は歓喜。今季はクラブ初の天皇杯にも出場して3回戦まで勝ち上がっている中、再び新たな歴史の扉を開いた選手を称えた。

 将来的なJリーグ入りを目指す枚方は、全国地域CLへ出場。勝ち抜けばJFL昇格が決まる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/feb90524ab51f8be789f0b17432ae6f483d37019