9/30(水) 15:56
スポーツ報知

デーモン閣下、新大関・正代に期待「『至誠一貫』という口上は自分自身に言い聞かせる言葉」
デーモン閣下
 TBS系情報番組「ひるおび!」(月〜金曜・前10時25分)は30日の放送で、大相撲秋場所で初優勝を飾り、大関に昇進した正代(28)=時津風=について取り上げた。この日、都内の時津風部屋で行われた昇進伝達式に臨み、「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、至誠一貫の精神で相撲道にまい進して参ります」と口上を述べたことを紹介した。

 相撲に詳しいミュージシャンのデーモン閣下(56)は「もう4、5年前から大関候補として注目していたんだけれども、なかなか頭角を現してくれなくて、やっと今年になって…という感じ」とし、「もともと欲が少ないというか、上にあがりたい、あがりたいという気持ちが表に出ればいいのにと思っていたんだけれど、今年1月に千秋楽まで優勝争いをしたのよ。惜しいところで優勝を逃してしまったことで、多分ね、ちょっと火がついて、いや、オレでもできるんじゃないかって、今年になって自信がついた成果だと我が輩は見ているんだけどね」と解説した。

 また、安倍前首相の座右の銘でもある「至誠一貫」という言葉を用いたことについても触れた。「素質は抜群なものがあるので、つまり『至誠一貫』という今回の口上は自分自身に言い聞かせる言葉なんだと思うよ。他人の話ではなく、自分が相撲に対してこういう風なやり方をすれば、この後、上に行けるかもしれないという」と説明。

 「我が輩も思うんだけど、今、これで3大関になるんだけど、3大関の中で正代は実は素質は一番有るかもしれない。これから横綱、出ないといけないんじゃない? 2人の横綱もうそろそろ…ってなってきているから、日本人の横綱がこの3人でしのぎをけずる訳だよね。そういう点で、素質という点ではほかの2人には全く劣らない。ようやく眠れる大器が目覚めたと、我が輩は今、思っているのね」と横綱昇進も期待した。

 コメンテーターの落語家・立川志らく(57)が「腰高が本当に解消されたらすぐ横綱になるでしょうね」と、以前から指摘されている点に触れると、デーモンは「この腰高がいろんな人に批判されているじゃない。我が輩も腰高が気になっていたんだけど、今場所の正代を見ていると、新しい、腰が高くたって大丈夫なんでねぇの?っていう、相撲っぷり。今場所の相撲は、我々が今までずっと言っていた『正代、もっとこうしなきゃいけないよ』という相撲の解説を上回る『あっ、こんな相撲で勝てちゃうんだ』という意外な場所だった」と秋場所を振り返った。

 志らくが「ただ白鵬が盤石で出てきたら、腰高だと勝てない」と率直に言うと、「白鵬…、まぁ、そうかもしれないけど…。白鵬、盤石で出てくるかな」。首をかしげるデーモンに志らくは「出てくるなら盤石で出てくるでしょう」とし、「引導を渡すならば、もしかしたら、このね…」と話した。

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