2020年09月28日 テレビ
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 俳優の窪田正孝さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の第15週「先生のうた」(9月21〜25日)の週間平均視聴率(世帯)が19.0%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが9月28日、分かった。同作は14日、6月末以降に休止となっていた本編が約2カ月半ぶりに再開。前週第14週「弟子がやって来た!」(9月14〜18日)に続き、20%の大台に届かなかった。

 第15週は、世の中に戦時色が漂い始める中、裕一(窪田さん)は「露営の歌」を作曲し大ヒット。はからずも戦時歌謡の旗手として注目されると、吟(松井玲奈さん)の夫で陸軍に勤める智彦(奥野瑛太さん)から、映画「暁に祈る」の主題歌制作を依頼される。しかし、鉄男(中村蒼さん)の書いた歌詞は軍から了承が得られず、曲作りは難航。きっかけをつかもうと裕一は鉄男を連れて福島に帰郷。久しぶりに顔を出した実家に、なぜか久志(山崎育三郎さん)も来ていて、そこで恩師の藤堂先生(森山直太朗さん)と再会する。

 藤堂先生から、出征することになった自分のことを思って歌詞を書いてくれないかとお願いされた鉄男は、気持ちを込めて歌詞を書く。やがて、戦いに行く人の心に近づきたいと祈りながら書いた「暁に祈る」は世に出て大ヒット。ついに福島三羽ガラスが世に出る……というストーリー。

 「エール」は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家・古山裕一と、裕一の妻で自らも歌手になる夢を追い続ける音(二階堂ふみさん)の、音楽と共に生きる夫婦の物語。