阪神・浜地真澄投手(22)が新型コロナウイルスに感染し、1軍の監督、コーチ、選手、チームスタッフは全員PCR検査を実施しているが、結果が陰性でも、濃厚接触者と保健所から判定された場合は「特例2020」により、出場選手登録を抹消される運びとなる。

試合開催となれば、濃厚接触者の代わりに選手を登録するため、入れ替え人数が10人以上に及ぶ可能性が高く、スタメンも大幅な変更となることも考えられる。19日には浜地と3選手が食事をともにしているが、他にも保健所から濃厚接触者と判定される可能性は十分にあるだけに予断を許さない。

 「特例2020」とは

 発熱など体調不良を訴えた選手、陽性者の濃厚接触者となったり、家族に感染の疑いが生じたりして出場選手登録を外れた選手が対象で、復帰が可能なら規定の10日間を待たずに再登録できることになっている。抹消は通常の出場登録抹消とは分け、代わりに登録する代替選手を指名する。この代替選手は前回の抹消から10日間を経ていなくても登録でき、また特例適用された選手の復帰時に抹消された場合も10日間を経ずに再登録できる。復帰時に抹消される選手は代替選手以外でも構わない。特例適用の選手数、また同一選手への適用回数は制限しない。不正な申告と認められた場合にはチームと選手に制裁が科される。適用選手は抹消日から2軍練習に合流する日までの期間が、FA日数と追加参稼報酬の計算に加算される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a71494551c568f8f1e0c7d0ec58bae11e39732a1
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