Jリーグは24日に実行委員会を開催し、9月30日以降の入場制限の緩和を決定した。各クラブの判断となるが、最短で30日の試合からアウェー席の設置が可能となる。

 緩和に際して、Jリーグは3段階のステップを設定した。現在は観客席の間隔を1メートル以上空け、スタジアム収容人数の30%を観客数の上限とする「ステップ1」の段階。30日以降は「ステップ2」か「ステップ3」のいずれかを各クラブが選択できる。

 「ステップ2」は観客席の間隔を1メートルから1席空けに緩和し、収容人数の50%を上限とする。

 「ステップ3」は、同様に観客席の間隔を1席空けに緩和して収容人数の50%を上限とした上で、券売数の3%以上のアウェー席を設ける。

 ただし、先にアウェー席の発売を選択した場合は、「ステップ1」の1メートル以上の間隔を保って収容人数の30%としたまま試合を行った上で、段階的に50%へと移行する。

 どちらを先に導入しても、遅くとも10月30日までには全クラブがアウェー席を設けることを目標値として定めた。


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