日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)は23日、東京五輪の招致委員会が契約したシンガポールのコンサルタント会社から当時のIOC有力委員の息子に約3700万円が流れた実態が判明したことについて、
「資料は一通り目を通している。今フランス当局が捜査していますので、推移を見守りたい」と言及した。

 フランス当局は当時国際陸連(現世界陸連)会長でIOC委員を務めていたラミン・ディアク氏(セネガル)の息子、パパマッサタ氏側に資金が渡り、票集めの賄賂などに使われた疑いがあるとして捜査している。
JOCの調査委員会は16年に違法性はないと報告しており、山下会長は「再調査の予定はない。16年は正当な手続きに則って調査を行ったと認識している」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1f406b5b56436bec0655f9261e9c2c754d955eb
9/23(水) 17:41 スポニチアネックス