ユヴェントスは22日、アトレティコ・マドリーからスペイン代表FWアルバロ・モラタを獲得したと発表した。2016年以来4年ぶりの復帰となる。

今夏アンドレア・ピルロ新監督を迎えたユヴェントス。FWゴンサロ・イグアインの放出に伴い、新たなストライカーを探していた。当初はバルセロナFWルイス・スアレス獲得に動き、個人条件面では合意に達していたものの、移籍に必要なパスポート手続きが遅延。ファビオ・パラティッチSDは、移籍市場終了日やチャンピオンズリーグ(CL)の登録期限までに間に合わないとし、獲得を断念したことを明かしていた。

スアレスの状況を受け、ユヴェントスは別のストライカーをリストアップ。そしてピルロ監督、本人共に熱望するモラタと契約することとなった。移籍金1000万ユーロ(約12億円)の1年レンタル。4500万ユーロ(約55億円)で、3年契約の買い取りオプションも保有することが発表されている。

モラタは2014年にレアル・マドリーから移籍金2000万ユーロでユヴェントスに加入。公式戦93試合で27ゴールを記録し、2度のセリエA制覇やCL決勝進出を経験した。その後2016年に再びレアル・マドリーへと復帰すると、チェルシー、アトレティコとクラブを渡り歩き、この度4年ぶりにイタリア王者へ復帰することとなっている。

なおモラタを放出したアトレティコは、スアレスとの契約を進めていくと見られる。ウルグアイ代表FWと2年契約を結ぶようだ。

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