ビクターと契約してすぐ
マクロスのオーディションに
行くように言われ、数ヶ月すると
私は世間の皆様から
声優と呼ばれるようになりました。

いや、声優ではないのです、
と取材で言えば叩かれました。

前の日までピアニストの卵だったのに、
目が覚めたら、
全然違う方向に
自分の名前が歩き出してしまった。

そしてその苦しみのようなものは
現在まで、38年に渡って続いているのです。
今はほとんど割り切っています。

でも、でもあの時ドイツへ行っていたら、
あの時、オーディションに行かなかったら、
私は、紛れもなく音楽の道一本で
進んでいたでしょう。

そして、頑なにまとわりつく
イメージとの戦いもなかった事でしょう。

ただ、
あの頃の私の鈴なりの声が
世界の人の心の癒しになったのなら
それはそれで良かったですよね。

でも、声優でちょっと成功したから
歌手になったんだろう、とか
そういう事を言われ続けた事に関しての
苦しみは、言葉では例えようがないものでした。

(一部抜粋。全文はこちら)
https://ameblo.jp/mari-iijima/entry-12624301481.html

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