[映画.com ニュース]ヒットメーカーのリドリー・スコット監督が、「エイリアン」シリーズの新作に意欲を燃やしていることが明らかになった。

 スコット監督は現在、米ストリーミングサービスHBO Max向けのSFドラマ「Raised by Wolves(原題)」の制作総指揮を担当。最初の2話の演出も手がけている。同作の宣伝のために米フォーブス誌の取材を受けたスコット監督は、「エイリアン」シリーズの新作について聞かれると、「現在進行形だ」と即答した。

 スコット監督はシリーズ第1作「エイリアン」(1979)を手がけたのち、前日譚となる「プロメテウス」(2012)を発表。2017年には続編「エイリアン コヴェナント」を手がけているが、興行成績が芳しくなかったために、予定していた「プロメテウス」シリーズ第3弾の製作計画は頓挫している。

 「エイリアン」シリーズへの興味について聞かれたスコット監督は、「『プロメテウス』と『コヴェナント』で、『エイリアン』シリーズを再発明するルートを辿った」とコメント。「あの続きに直接戻ることができるかどうかは疑問だ」と言いつつ、「『エイリアンやフェイスハガー、チェストバスターは、すべて勢いを失ってしまったのか?』という根本的な疑問を自分に問いかけている。すべてを再考したり、『エイリアン』という名前だけを残した新シリーズをやるべきか、常に考えている」と率直に語った。

 また、今年はじめに受けた米ロサンゼルス・タイムズ紙の取材に対しても、「『エイリアン』にはまだ多くのマイレージが残っていると思う」と返答していることから、「エイリアン」シリーズにまだ未練があるようだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/38abe2bd4fcf7a95e59b740fc310eb50acc0a374
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