コルグが業界史上最高音質によるインターネット動画配信システムを開発、ロスレス&ハイレゾ対応の「Live Extreme」発表 | BARKS
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2020.9.10 10:40

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インターネットの動画配信にも高音質化の時代が到来。コルグが、圧縮に伴う音質劣化のない高音質なロスレス・オーディオと、さらに高品位なハイレゾ・オーディオに対応したインターネット動画配信システム「Live Extreme」を開発したことを発表した。

新型コロナ・ウイルスの感染拡大防止の観点から、インターネットを利用したライブ・ストリーミング配信を行うアーティストが増えている。しかし、従来の動画配信プラットフォームは映像が高解像度であっても、音声はAACなどで不可逆圧縮されていることが多く、音質面で十分満足できるものではなかった。そこで開発されたのが、「Live Extreme」だ。

新開発のインターネット動画配信システム「Live Extreme」は、コルグがこれまで培ってきたオーディオ技術やインターネット・ストリーミング技術を生かし、最大4Kの高解像度映像とともに、高音質なロスレス・オーディオをはじめ、さらに高品位なハイレゾ・オーディオ(最大PCM 384kHz/24bitおよびDSD 5.6MHz)をライブ配信できる世界初(※1)の画期的なシステムだ。

※1 サンプリング周波数96kHzを超えるハイレゾ・オーディオに対応した動画配信システムとして(コルグ調べ)

利用者はPCやスマートホン、タブレット、STB(セットトップボックス)に搭載されているウェブ・ブラウザを使い、インターネットを経由して、自宅にいながらコンサート会場で聴いているような臨場感のある高品質な音と映像を楽しむことが可能。ハイレゾ音声の再生には、KORG DS-DACシリーズなどのハイレゾ対応DACが必要となる。

コルグは今後、このシステムを使った不特定多数へのライブ配信実証実験を順次開催していく予定。その第1弾となる配信イベントの概要について、近日中に発表される。

コルグは、2006年以降15年にわたり、各種ハイレゾ・オーディオ・フォーマットに対応したマスター・レコーダーやDAコンバータ、ソフトウェアを数多く発売してきた。また、2015年4月には世界初となる「DSD 5.6MHzハイレゾ音源によるライブ・ストリーミング配信」(音声のみ)に対応したライブ・エンコーダーとストリーミング・プレイヤーを開発し、同年12月より、株式会社インターネットイニシアティブの個人向けハイレゾ・ストリーミング・サービス「PrimeSeat」にも提供している。こうした技術が「Live Extreme」には生かされている。

(略)

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。