9/7(月) 5:15
東スポWeb

メッシ「バルサ残留」でグリーズマンが玉突き放出=I? スアレスは残留へ
メッシ残留でチーム再編が加速する(ロイター)
 スペイン1部バルセロナに残留したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の余波が広がっている。放出が決定的だったウルグアイ代表FWルイス・スアレス(33)に残留の公算が高まっている一方で、フランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(29)の放出が急浮上。開幕を目前に控えてチーム再編が加速しそうだ。

 昨季までバルセロナ攻撃陣の一角を担ってきたスアレスは、就任したロナルド・クーマン新監督(57)から戦力外通告を受けて、イタリア1部ユベントスに移籍間近とみられていた。

 だが、スアレスの盟友でもあるメッシは、この戦力外通告に激怒したと報じられ、自身がバルセロナに退団を申し出る引き金になったと言われている。そんな中、メッシが退団を撤回したことで、クーマン監督が方針転換し、スアレスに残留の目が出てきたとの見方も出てきている。

 スペイン紙「スポルト」もスアレスについて「まだバルセロナと退団の合意に達していない」と指摘。ユベントス入りに向けてイタリア国籍取得の問題もあることから破談となる可能性もあり、複数のイタリアメディアは、ユベントスがスアレスではなく、アトレチコ・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(27)の獲得を目指すと報じている。

 もう一人、騒動の余波が直撃しそうなのがグリーズマンだ。英紙「デーリー・メール」は「フランス人選手はクーマン監督によってメッシの代役を約束されていた。しかし、メッシが残る決断をしたことでプランは崩れた」と報道。メッシが退団した場合、グリーズマンをエースに据えてチームづくりをする予定だったが、残留によって一転、放出候補に浮上。すでにイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナルがグリーズマンの動向を注視しているという。

 2人とも世界屈指のストライカーだけに、その去就がチーム編成に与える影響は大。メッシの退団騒動の余波はまだまだ続きそうだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/c3cddfe2014909fc55b9b240dc7916c06d77f92a