2020年09月03日 11時00分
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チームを酷評された大谷翔平(ロイター=USA TODAY)
 米CBSスポーツ(電子版)は2日(日本時間3日)にプレーオフ出場の可能性が事実上消滅している今季のエンゼルスについて「最も期待外れとなっている」と酷評し、「アナハイムでは次に何が起こるのか」と題する分析記事を掲載した。1日(同2日)の時点で12勝24敗はレッドソックスと並んでア・リーグ最低だ。

 まずは「エンゼルスはGMを代えるのか」を挙げた。今季限りで契約が切れるビリー・エプラーGM(44)が就任した16年以降、エンゼルスは一度もプレーオフ出場を果たしておらず、GMとしての評価は年々厳しくなっている。後任にレッドソックスで編成本部長を務めたデーブ・ドンブロウスキー氏、アストロズでGMを務めたジェフ・ルノー氏を挙げた。

 次は「エンゼルスはどれほど大谷とアデルを計算するのか」だ。大谷翔平投手(26)については二刀流としての注目や期待が大きい一方で、「健康上の懸念がある」とバッサリ。将来はどちらかに専念することを考えるのではないかと指摘した。

 最後に「エンゼルスは来季などの近い将来を見据えるなら、先発投手と捕手、今オフにシモンズがFAになるため、遊撃手の獲得が急務」との見解を示した。

 14年を最後にプレーオフから遠ざかっているエンゼルス。再建への道のりは険しそうだ。