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スポニチアネックス

マー君 今季初勝利!志願の続投6回2失点「これからいい方向にいく」
レイズ戦で今季6度目の先発登板したヤンキース・田中(AP)
 ◇ア・リーグ ヤンキース5―3レイズ(2020年9月1日 ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手(31)が1日(日本時間2日)、本拠地・ニューヨークでのレイズ戦に今季6度目の先発登板。今季最長6回、さらに、今季最多の88球を投げて3安打2失点、7奪三振の力投で今季初勝利を挙げた。チームは5―3で勝利した。

 試合後、田中は「勝ってもちろんうれしいし、自分に勝ちもついた。でも今年はシーズンもシーズンだし、自分の開幕を迎える状況も特殊だったので。慌てずにいこうというのはあった。試合数はかかってしまったかもしれないですけど、間違いなくこれがこれからいい方向にいってくれると思うので。今回、前回といい投球を続けられたので、さらに上をまた目指して、ゲームに入っていきたいと思います」と話した。

 この日の投球について「今日の登板の中でキーとなったのはスライダーでした。でも自分の感覚としては前回のブレーブス戦の方がスライダーの状態は良かったと思っています」と言い、「5回マウンドを降りた時に、その回に球数を30球ぐらい投げたので、監督に『どうだ?』と聞かれたんですけど、『いける』と伝えて。最後いい形でマウンドを降りることができたので良かったと思います」と振り返った。

 そして「(この勝ちは)大きかったと思います。チームでいい野球ができたと思いますし、自分の中でも今年はレイズにチームとしてうまくやられてしまっているというのがあったので。何とかやり返したいという気持ちはあったので、こういう投球ができて、勝利につながって良かったです」と納得の表情を見せた。

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