5月以来となるチームトレーニングへの参加

現地時間8月31日、ポルトガル1部のポルトが公式SNSを更新。プレシーズンのトレーニングの様子を公開したところ、日本代表MF中島翔哉が参加していることが明らかとなり、大きな反響を呼んでいる。
中島は昨シーズン、3月に新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断されて以降、公の場に姿を見せていなかった。5月には一度、トレーニングに参加したが、6月にリーグ戦が再開され、

ポルトが2年ぶりのリーグ制覇を決めた試合や、リーグカップを制した際も不在で、完全に“蚊帳の外”となっていることが、地元メディアでも話題になっていたほどだ。
不在の理由は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、家族への影響を避けるためと説明されていた。

しかし、チームから離脱した中島に対し、セルジオ・コンセイソン監督は不機嫌そうに公の場所での説明を拒否。会長は「何も問題ない」と説明していたものの、別メニュー調整が続いていた。
そんななか、新シーズンに向けてポルトが8月24日に始動。地元紙『O Jogo』によれば、中島は初日から全体練習を欠席していたが、31日にようやく合流したとみられる。

クラブが投稿した写真では、ランニングや鳥かごなどのチームトレーニングに参加している中島の様子が確認できる。
何の前触れもなく、約3か月ぶりに公の場に現われた日本人プレーヤーの姿に、地元ファンもかなり驚いた様子。「ついに!ナカジマが帰ってきた!」、「ナカisバック!」、「今シーズンは来てくれたんだねナカーーー!」など、驚きと喜びの声が殺到している。

現地紙『Record』も「ナカジマは、この日の午後に現われた。ポルトにとって新鮮な驚きだった。5月以来、同僚と一緒にトレーニングしていなかった日本代表プレーヤーは長い不在の後、チームの仕事に復帰した」と報じている。
ポルトガル・リーグの新シーズンは9月20日に開幕予定だ。これまで“10番”の不在に不満を抱いていたという指揮官が、すぐ出場機会を与えるかは不透明だが、ひとまず孤立状態からは脱したと言えそうだ。

9/1(火) 5:44配信 サッカーダイジェスト
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea1716aa007a3dd95e4cdf2e4247290652440cf4

写真
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