8/30(日) 11:49配信 ベースボールキング
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第1戦 ● レッズ 0 − 3 カブス ○
第2戦 ○ レッズ 6x − 5 カブス ●
<現地時間8月29日 グレートアメリカン・ボールパーク>

 レッズの秋山翔吾外野手(32)が29日(日本時間30日)、本拠地で行われたカブスとの7イニング制ダブルヘッダーに2試合連続「7番・中堅」で先発出場。第1戦に先発したカブスのダルビッシュ有(34)投手から19打席ぶりの安打を放つなど、2戦合計で4打数1安打1四球の成績だった。

 第1試合はカブス先発・ダルビッシュとメジャーで初対戦。2回の第1打席は、スイングした際のバットが捕手のミットに当たり打撃妨害で出塁。4回の第2打席は投手前へのボテボテのゴロに打ち取られるも、ダルビッシュの失策で出塁した。

 先頭打者だった6回は、右前への鮮やかなクリーンヒットを放ち出塁。秋山にとっては、これが5試合ぶりの安打となった。第1戦はすべてダルビッシュと対戦し、2打数1安打。打撃妨害と失策含め、3打席とも出塁した。

 第2試合はカブスの先発右腕・ミルズの前に、2回の第1打席は二ゴロ。救援右腕・アルゾレーと対戦した4回の第2打席は、頭部付近を通過した4球目を巡り、両軍が揉み合う乱闘騒ぎに発展した。

 きっかけは4回表のカブスの攻撃。3番・リゾに対する初球が顔付近を通過したことから、カブスのロス監督が抗議に行い退場処分を受けた。秋山に対するボールはこの報復と取られたのか、レッズはベル監督を筆頭に猛抗議。ベル監督だけでなく、スタメン出場していた主力のボットとウィンカーも退場処分を受けた。

 試合再開後、秋山は3ボール1ストライク後の5球目を冷静に見送り四球で出塁。6回の第3打席は救援右腕・ウィックの前に二ゴロに倒れ、第2試合は2打数無安打1四球。この日は2戦合計4打数1安打1四球で打率は.186となった。

 レッズは第1試合、6回7安打無失点で6勝目(1敗)を挙げたカブス先発・ダルビッシュの粘投に屈し完封負け。第2試合はバッテリーミスによる逆転サヨナラ勝ちで、ダブルヘッダーを1勝1敗で終えた。