8/28(金) 10:11
スポーツ報知

加藤浩次、内海桂子さんを追悼…「テクニック論でなく生き様で芸人を見せてくれた少ない一人」
内海桂子さん
　２８日放送の日本テレビ系情報番組「スッキリ」（月〜金曜・前８時）漫才コンビ「内海桂子・好江」で活躍した漫才協会名誉会長の内海桂子（うつみ・けいこ、本名・安藤良子＝あんどう・よしこ）さんが２２日午後１１時３９分、多臓器不全のため死去したことを伝えた。９７歳だった。

　所属事務所のマセキ芸能社が２８日、発表した。事務所関係者は、既に通夜・葬儀は密葬で執り行い、お別れ会について「コロナの影響で未定」とした。

　ＭＣの加藤浩次は「俳優さんとか女優さんとかは高齢の方でも生涯、仕事はできると思うんです。なぜなら、年上、高齢者の役があるわけですから」とした上で「我々、芸人みたいな仕事は言葉が出て来なくなったりして、あと名前が出て来なくなってくる。そういう意味で芸人さんで６０歳以上で最前線でやられていく人ってだいぶ少なくなるんです」と明かした。

　その上で「その中で内海桂子師匠はずっと芸人として続けられた。よく言われることなんですけど、芸人とは生き様だっていうんです。この生き様をしっかり笑いにしてきてる。だからこそ古くならず、だからこそずっと芸人でいれた。テクニック論でなく生き様で芸人を見せてくれた少ない一人なんじゃないかなって思うんです」と偲んでいた。続けて「我々も学ぶ点があったと思います」と悼んだ。

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