2020年08月28日 05:44バスケット
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 警官による黒人男性への発砲事件に端を発してNBAバックスが26日のマジック戦をボイコットした問題についてNBAの選手会は27日午前11時から今後の対応を探るために緊急ミーティングを開催。リーグ側は27日のプレーオフ3試合を前日に続いて延期していたが、スポーツ専門局のESPNによれば、選手会側としては28日(日本時間29日)から試合を再開する方針で詰めの協議に入ったとされている。

 このあと午後になってNBA上層部とリーグの労務委員会のトップを務めているホーネッツのマイケル・ジョーダン・オーナー(57)らを交えてビデオ会議による話し合いが行われ、関係者によれば人種差別問題への新たな対応などを検討。ただし日本時間の28日午前5時の段階でまだ最終的な結論には至っていないもようで、AP通信はESPNのような見解を示していない。

 なおフロリダ州オーランドで試合を行っているNBAと同様、同州ブラデントンでレギュラーシーズンを実施している女子プロバスケのWNBA、カナダのエドモントンとトロントでプレーオフを開催しているNHL、さらにメジャーリーグ・サッカー(MLS)はすべて27日の試合をすべて延期したが、その後の対応については明らかになっていない。