「半沢直樹」第6話は24・3% 6週連続大台超え


俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の第6話が23日に放送され、平均世帯視聴率は24・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日、分かった。
初回22・0%、第2話22・1%、第3話23・2%、第4話22・9%、第5話25・5%に続く6週連続大台超えと絶好調をキープしている。


NHK・民放を通じた全GP帯(ゴールデン・プライム帯=午後7〜11時)連続ドラマのうち、初回から6話連続20%超えは14年10月期のテレビ朝日「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(21・3%、20・9%、20・8%、23・7%、22・2%、23・6%)以来、約6年ぶりの快挙。


当初は4月19日スタート予定だったが、新型コロナウイルスの影響による撮影中断を挟み、3カ月遅れで待望の幕開けとなった。

13年7月期に放送された前作は、ベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。
東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。
最終回の平均視聴率は平成民放ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。
決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。


7年ぶりの続編となる今作も同じく池井戸氏の小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。
半沢は大和田常務(香川照之)の不正を暴き“倍返し”したものの、子会社・東京セントラル証券へ出向。
IT業界の雄・スパイラルの買収をめぐり、親会社・東京中央銀行との全面戦争に突入した。

半沢は大手IT企業・電脳雑伎集団の粉飾を突き止め、銀行の証券営業部長・伊佐山(市川猿之助)らに“倍返し”。
銀行本店に返り咲いた。それも束の間、今度は破綻寸前の巨大航空会社・帝国航空の経営再建を任され、国家権力という巨大な敵と闘うことになる。


第6話は、帝国航空の経営再建をめぐり、半沢は政府による500億円もの債権放棄の要求を拒否。
政府に楯突く半沢の態度に怒り心頭の白井国交相(江口のりこ)が、刺客として検査官の黒崎(片岡愛之助)の銀行に送り込む。
金融庁の緊急ヒアリングが始まり、重大なミスが発覚し…という展開だった。


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