8/23(日) 23:25配信
スポニチアネックス

野口みずきさん

 シドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子さん(48)が発起人となり、日本テレビ「24時間テレビ」(22、23日)内で行われた企画「募金ラン」に参加した「チームQ」のメンバーが、完走直後に同局「行列のできる法律相談所」(日曜後9・00)に生出演した。

 「募金ラン」は高橋さんが走った距離に応じて募金するチャリティー企画。1周5キロのコースを走り、周回ごとに10万円を募金する。高橋さんと並行する形で走った「チームQ」は、女優土屋太鳳(25)が30キロ、元レスリング世界女王の吉田沙保里さん(37)が25キロ、バドミントンのバルセロナ五輪代表の陣内貴美子さん(56)が10キロ、12年ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストで今年2月に現役引退した松本薫さん(32)が15キロを走行。04年アテネ五輪女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(42)も40キロを走り切り、5人の募金額は240万円に。116キロを走破した高橋さんの230万円と合わせ、総額470万円が募金されることになった。

 「チームQ」のアンカーとしてゴールボタンを押した土屋は「高橋尚子選手は本当に憧れの選手でしたので、奇跡の時間でした」と笑顔を見せると、松本さんも「すっごく楽しかった。メンバーが面白くて」とチームで過ごした時間に満足げな表情。陣内さんは「引退して28年が経ちますが、久しぶりに試合に出る前の緊張感と、試合に出た後の安心感を感じました」といいながら「(今一番痛いのは)心です。嘘です、膝と腰が痛いです」と冗談めかしつつ体の痛みを訴えた。

 「長距離が大の苦手」と話していた吉田さんは「皆さんの声援に背中を押されましたし、皆さんが頑張っている姿を見て『私も頑張らないと』と思いましたね。本当に夢のような…Qちゃんを筆頭に、楽しく走れました」と振り返る。さらに引退後20キロ以上の距離を走ったことがないという野口さんは「初めて30キロの壁を感じました。選手時代は20キロ以降から元気が出ていたので、30キロから足が止まるようになるというのは本当に初めて。本当に元マラソンランナーなのかなって」と衰えを感じたと話し、再びランナーとして挑戦するかと問われると「もういいです」と笑いながら否定していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ee06ebeea99afe287e972141eec69ff8284bb58

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