オリックスは20日の西武戦(京セラ)後、西村徳文監督(60)に辞任を要請し、受諾されたと発表した。チームの編成を司る福良GMが取材に応じた。以下一問一答。

 −−この発表の経緯は

 福良GM 「巻き返しを喫して臨んだ6連戦だったんですけど、ここにきて3連敗というところで。まだまだこれから巻き返しができるという判断で、こういう決断になりました」

 −−辞任を要請

 「今のチーム状況を考えると、このタイミングになった。まだまだチームとしては可能性を持っているチームだと思うので」

 −−自力優勝の可能性が消滅せずに踏みとどまったが

 「それは先ほど言ったように、巻き返しの6連戦というところでの3連敗ということで決断しました」

 −−西村監督に伝えたのはどなたか

 「(湊球団)社長と、森川本部長です」

 −−どのように伝えたのか

 「それは聞いていません」

 −−いつごろ

 「今日のゲーム後です」

 −−チームにはどのように

 「チームには森川球団本部長の方から伝えてもらいました」

 −−ここまでの戦いぶりはどのように見ていてのか

 「今で16勝33敗(4分け)ですか。こういうチームじゃないし、もっとポテンシャルの高い選手もたくさんいる。全然、巻き返せる能力があると思っている」

 −−中嶋監督に任せた理由は

 「昨年から2軍監督をやってもらっているんですけど、コーチ経験も長いですし、若手の育成にも長けている。ゲームメークもできる。最適かなという判断で、お願いしました」

 −−コーチ陣も入れ替えた

 「どうしても打率は良いんですけど、得点能力というところ。もう少しベンチの元気も明るくしたいというのがありました」

 −−2軍も首位争い

 「育成と勝利は一番難しいところですけどね。そこもうまくできていると思います」

 −−球団が西村監督に辞任を要請ということは解任か

 「いえ、辞任の要請です。本人が判断を仰いだということです」

サンスポ

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