東京六大学野球春季リーグ戦は18日、早大―東大戦をもって全日程を終了した。

コロナ禍で約4カ月遅れの8月10日に開幕。1試合総当たり制を採用し、日程を短縮して実施した。

リーグ独自の感染拡大防止ガイドラインを策定し、上限3000人の有観客で開催。球場にサーモグラフィーや自動検温機器などを設置して全入場者を検温を実施した。発熱の疑いなどで入場を断ったのは3人だったという。対象者のチケットは払い戻された。

連盟の内藤雅之事務局長は「6校を始め、全員がコロナ対策に協力し、無事リーグ戦を終えられたことはうれしく思う」とした上で「秋のリーグ戦は10試合勝率制となる。なんとか無事に終えられたら」と述べた。

有観客で試合を実施したモデルケースとして、他の競技団体からの視察も相次いだ。

スポニチアネックス 2020.8.18
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/08/18/kiji/20200818s00001089269000c.html