8/12(水) 11:01
デイリー新潮

CM、ドラマ、更に著作の快進撃
芸歴29年 51歳ずん「飯尾和樹」の争奪戦が勃発 ますます進む“コンビ内格差
飯尾和樹
 お笑いコンビ「ずん」の結成は2000年。同期はキャイ〜ン、ナインティナイン、くりぃむしちゅーという面々だから、遅咲きと言っても問題ないだろう。公式サイトを閲覧してみると、その“快進撃”ぶりがよく分かる。

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 まず「ずん」からご紹介しよう。メガネをかけたボケ担当が飯尾和樹(51)。裸眼で短髪のツッコミ担当が「やす」(50)という2人組だ。

 所属事務所は、コント55号[萩本欽一(79):坂上二郎(1934〜2011)]のマネジメントで注目され、小堺一機(64)や関根勤(66)、キャイ〜ン[ウド鈴木(50):天野ひろゆき(50)]など売れっ子芸人が多いことでも知られる浅井企画だ。

 そして同社の公式サイトに飛び、「ずん」のトップページにアクセスしてみると、「お知らせ NEWS」には今年8月4日から19年12月23日まで、13件の記事が掲載されている。そのうち何と9件が飯尾和樹の情報を伝えるものだ。

【1】TVCM『メゾンメルカリ』シリーズに、飯尾和樹(ずん)が出演中! (20年8月4日)

【2】総務省『マイナポイント事業』の新TVCMに飯尾和樹(ずん)が出演中! (20年7月28日)

【3】飯尾和樹(ずん)出演・TBS系火曜ドラマ『私の家政夫ナギサさん』
7月7日(火) よる10時スタート! (20年7月6日)

【4】飯尾和樹(ずん)レギュラー出演・新番組『これって私だけ?』(ABCテレビ・テレビ朝日系)7月7日(火)よる7時〜初回3時間SP! (同)
今、最も旬な芸人
【5】新商品『明治TANPACT(タンパクト)』の新CMに飯尾和樹(ずん)が出演中! (20年4月13日)

【6】飯尾和樹(ずん)出演の『MUSIC JUNCTION』(CS放送・歌謡ポップスチャンネル)が、4月からレギュラー放送決定! (20年4月3日)

【7】『ずん飯尾のどのみちぺっこり展』オリジナルグッズのオンライン販売開始! (20年3月5日)

【8】2020年「ボートレース」新CMシリーズに、飯尾和樹(ずん)が出演中! (20年1月15日)

【9】12月23日(月)飯尾和樹(ずん)の初エッセイ集『どのみちぺっこり』発売! (19年12月23日)

 破竹の進撃と言っても、決して大げさではないだろう。本業であるお笑い芸人としてのテレビ出演だけでなく、ドラマやCMの仕事もこなし、おまけにPARCO出版からエッセイ集も上梓しているのだ。

 民放キー局でバラエティ番組の制作に携わる関係者も「今、テレビ業界で誰もが『面白いよね』と意見が一致する芸人は、飯尾和樹さんです」と断言する。
CMでも引っ張りだこ
「素朴なおっさんというキャラクターが、視聴者を和ませますが、芸風も同じです。ギャグでもコメントでも攻撃的なところは全くなく、じわじわと視聴者を笑わせます。その一方で、他の芸人にイジられるのは得意ですし、トークでも笑いを取れます。『ずん』はお笑い第4世代に分類されますが、今をときめく第7世代の露出にも引けをとりません」(同・関係者)

 飯尾のデビューは1991年。お笑いコンビを結成したのだが、翌年には解散。他の相方とコンビを結成するも知名度は上がらず、ピン芸人だった時期もある。

 まさに苦労人だったわけだが、テレビ業界の人間にとって、飯尾和樹がCMの世界でも売れているということは、やはり驚きだという。

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全文はソースで
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200812-00651573-shincho-ent