エンゼルスの大谷翔平選手(26)は8日、レンジャーズ戦に指名打者で出場。4打数無安打2三振と快音は聞かれなかった。

 直近の「先発4試合で計1安打」は、メジャー新人だった2018年5月25〜6月1日以来、2年ぶり2度目。ただし、今回は4試合計17打席で7三振、2四球に対し、18年は同じ計17打席で6三振、5四球だった。

 地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は大谷が空振りする写真に「打撃に苦しむ大谷とエンゼルス」と添え、主軸のレンドンと大谷を貧打線のやり玉に挙げた。

 「エンゼルスは情けないスタートを切ったが、その理由は秘密でも何でもない。肝心なところで打てない。レンドンは24打席連続で快音なし。罪人はレンドンだけではない。ショーヘイ・オータニは打率1割
1分1厘(実際は1割3分2厘)。三振率は35%で、昨季までの2年間は26・8%だった」。球団公式サイトも「レンドンと大谷のスランプは続き、この日は2人併せて7打数無安打、走者6人を残塁させた」と報じた。

 チームも0―2で完封負け。今季は連勝がなく、5勝10敗は地区4位。今季は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全60試合の超短期決戦のため、既にシーズンの4分の1を消化した計算で、スロース
タートの傷は大きい。マドン監督は「数字を見れば、打線は良くなるしかない。うちはもっといいチームだ。我慢強くサポートし、グラウンドに送り出す。それがこういうときの私のアプローチだ」と語った。



中日スポーツ
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