8/6(木) 8:53配信
スポーツ報知
古市憲寿氏
６日放送のフジテレビ系「とくダネ！」（月〜金曜・前８時）で、日本大ラグビー部の元ヘッドコーチの４０代男性が部員に暴行を繰り返していた問題を報じた。
５日、日大は平山聡司部長名の声明をホームページに掲載し「お騒がせしたことを心よりおわびする。適切に対応しているが事態を重く受け止め、再発防止に全力で取り組む」と、謝罪とともに改善に努める姿勢を示した。
声明では、頭につまようじを刺すなどの暴行や飲酒の強要を受けたと部員から申し出があり、調査した結果「（元ヘッドコーチの男性は）退任に値すると部長、監督で判断した」としている。一方、部関係者によると、ことし３月に男性が「一身上の都合」で辞任を申し出て受け入れたという。
番組では、昨年１１月に元ヘッドーコーチの男性から頭に７本のつま楊枝を刺された部員の写真を紹介した。コメンテーターで社会学者の古市憲寿氏は、日大が掲載したホームページの謝罪文に「世間をお騒がせして申し訳内って書き方をしてるんですけど、学生への謝罪が一言もないんです」と指摘した。
その上で「学生ファーストを日大は掲げるって言ったにもかかわらず、それが全然徹底されていないことに関して日大のスポーツ関係の部署は何をやっていたんだろうなってどうしても思っちゃいます」と明かしていた。
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