伝説の迷作アニメ『チャージマン研!』のフィルムが劣化し、自壊の危機にあるという。
『チャー研』の権利を有するICHIでは、フィルムのデジタルアーカイブ化のためにクラウドファンディングを募集する。

『チャージマン研!』とは、1974年にテレビ放送された1話完結型・放送時間10分のショートアニメ。少年・泉研が光の力でチャージマンへと変身し、地球侵略を目論むジュラル星人と戦う、という内容だ。
極端な低予算と短い製作期間から脚本・作画ともクオリティが高いとは言えず、尺が余って引き延ばしが入ったり、逆に尺が足りなくて展開が唐突だったりとツッコミどころ満載。
長らく忘れられた作品であったが、2000年代後半ぐらいからその珍妙な味わいがインターネットで話題となり、カルト的な人気を獲得するに至った。
「これから毎日家を焼こうぜ!」「たなびたいことがあるんだ」などネットスラングにも『チャー研』由来のものが存在する。

だがこの『チャージマン研!』のフィルム原版が、自壊の危機にある。
フィルムが劣化して酢酸化するビネガーシンドロームという現象が発生しており、このままではやがて映像を再生できなくなるというのだ。

『チャー研』の権利を有するICHIは、これ以上劣化が進行する前にデジタルアーカイブ化を進めたいが、そのための資金が足りない。
そこで今回、ファンから出資を募るクラウドファンディングを実施し、資金を集めたいという。

フィルムをデジタル化する作業は、非常に高度な熟練の技術が必要である。今回は、デジタル化の事業を行う寺田倉庫の協力でプロジェクトが進められる。

以下、関係者のコメントを紹介しよう。(以下省略)
※以下の部分はソース元にてご確認ください。

ソース/YAHOO!ニュース(アニメージュ+)
https://news.yahoo.co.jp/articles/acb55072eb39044f0495516e7b224cec93ad58de

クラウドファンディングページ
チャージマン研!伝説の名(迷)作を守るためアーカイブ化を急げ!!
https://readyfor.jp/projects/cha-ken