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2020年7月19日 19:37

 メンタリストのDaiGo(33)が18日、自身のYouTubeチャンネルで動画を投稿した。タイトルは「【芸能人の悲しい事件】が多い理由」で、同日死去した俳優・三浦春馬さん(享年30)について語った。
 DaiGoによると、三浦さんは友人の紹介で家に遊びに来たことがあるという。ただ、遊びとは名ばかりで、役作りのため、心理学やメンタルの話に聞き入っていたそうだ。

 三浦さんに対するDaiGoの第一印象は「こんなマジメな人いるんだって感じの人」。一字一句メモをとるレベルで話に耳を傾けていたという。その姿に「この人、この緊張感でずっと生きてんのかな」と感じたそうだ。

 DaiGoいわく、俳優という職業は「特定の役に入り込むって本当に大変なことで、ある意味自分を殺して別な役に入り込むじゃないですか。そっちに気持ちが引っ張られちゃうこともあるし。その感覚が抜けなくて、夜寝られなくなっちゃう」のだとか。DaiGoは何人かの俳優に同様のことを相談されたこともあった。

 また、顔が知られているがゆえに“人の目を常に感じる”ことも問題があるという。DaiGoは「何年も何年も、365日、24時間(監視された状況に)置かれてみてください。絶対、頭おかしくなるから」と、語気を強めていた。

 とは言っても、ほとんどの芸能人は「抜くところは抜く」のだそう。しかし三浦さんに関しては、そういった噂もなかった。DaiGoは三浦さんについて「(相談したくても)友達に迷惑かけちゃいけないと思っていたんじゃないか」と見ていた。

 そのようなことを踏まえつつ、Daigoは「最初に会った時に(三浦さんの)そういうのを感じていたにもかかわらず、何かの縁で、しかもメンタリストだった訳だから、何かできたこともあったんじゃないかなー、と思うとつらいですよね…」と吐露。力添えできなかったことに、無念の表情を浮かべていた。

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