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タレントの木下優樹菜さんが引退を発表しました。

 木下さんは、自身の姉が働いていたタピオカ店とのトラブルが原因で、昨年11月から芸能活動を自粛していました。7月1日に所属事務所を通して芸能界への復帰を発表したものの、7日になって急転直下の引退発表となりました。

 引退の原因は木下さんに新たなトラブルが発覚したからとも言われていますが、その一方で、元夫のお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史さんが、子どものことを考えて引退するように説得したという報道もあります。

 藤本さんと木下さんは、タピオカ騒動の後、昨年末に離婚しました。離婚後も同じタワーマンションに住み、藤本さんは今後も家族を支えると言っているそうです。

 このような二人の関係について、世間では偽装離婚ではないかと疑う声も上がっています。実態はどうなのでしょうか。

 男女問題に詳しい弁護士の堀井亜生が解説します。

かっとなったらすぐ離婚?
 筆者の見解では、結論から言うと偽装離婚ではないと思います。

 二人それぞれの事情から一定の関係が続いているものの、不仲なのは事実で、夫婦としての実態は既にないと考えるのが妥当でしょう。

 離婚したら相手とはもう会わないものだと考える人も多いかもしれませんが、だらだらと関係を続ける人もいます。復縁をする、しないに関わらず、別れた交際相手や別れた配偶者と連絡を取り続けるタイプの人です。

 これは、人を自分の仲間かそうでないかで考えて、一度仲間と認識した相手のことはなかなか切り捨てないという、昔やんちゃだった人に多い特徴です。タピオカ騒動で実姉をかばおうとした姿からしても、木下さんもおそらくこのタイプなのではないでしょうか。

 そのため、藤本さんに対しても、離婚してもはっきりとは縁を切らず、子どもを通じたファミリーとして接していると思われます。

 また、こういったタイプの人には、結婚や離婚に対するハードルが低いという特徴もあります。お金や子どものことや世間体などはあまり考えず、盛り上がったら結婚をして、かっとなったら離婚するという、ある意味でシンプルな考え方と言えます。

 中には同じ相手と結婚と離婚を繰り返している夫婦もいますが、当人たちは毎回本気で、籍を入れたり抜いたりしているのです。

 これらの点と、タピオカ騒動の流れからしても、木下さんはかっとなったらすぐに行動に出るタイプで、好きな相手ができて盛り上がったら、家庭があっても勢いで不倫をしてしまう人なのかもしれません。

つづく

7/13(月) 8:01 現代ビジネス
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2e9e4f2fd435cefc2b1eabdfe4060e42a4f49aa