0001フォーエバー ★
2020/07/04(土) 17:47:17.29ID:tmibum3W9実は『未満警察』でのドSキャラ演技には原点があった。それが、ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)での、ドSのリゾート会社の女社長役。「とても振り切れる演技ができるので、演じていても楽しいですね。これまでやったことのない新しい役」(参考:江口洋介、内村光良、吉瀬美智子、長澤まさみ主演『コンフィデンスマンJP』にゲスト出演)と、エレガントな吉瀬のイメージを覆す、冷徹キャラを演じたことで話題を呼んだ。作風自体がコメディだったことも、吉瀬にとっては、より振り切れた演技をするきっかけになったのかもしれない。
そんなドSキャラに開眼した吉瀬が今回演じる及川蘭子は、警察学校の助教で、護身術などの実技を担当するという役柄だ。中島演じる本間快、平野演じる一ノ瀬次郎ら生徒の指導役ということで、2人の成長物語である本作には欠かせない存在と言える。第1話から、映画『フルメタル・ジャケット』のハートマン軍曹並の迫力で本間と一ノ瀬をビビらせており、コメディパートにおいても大きな役割を果たしている。
蘭子を語る上で、伊勢谷友介演じる警察学校の教官・片野坂譲の存在は外せない。譲が学生たちを優しくフォロー、蘭子が厳しく指導する、生徒たちにとって父親と母親のようなアメとムチの関係が本作に安定感をもたらしている。吉瀬は中島と平野のコンビを「本当にマジメなスーパージャニーズ。あの2人が合わさったら怖いものがない」と絶賛していたが、伊勢谷と吉瀬の指導者コンビもまた、役としてだけでなく、若い出演者の多いドラマを引率する立場として、物語を引き締めているのだ。
「鬼教官役」というのは女優としてのある一つの定番のポジションにもなっている。映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』での天海祐希や、ドラマ『アテンションプリーズ』(フジテレビ系)での真矢みきなど、厳しい指導者役として高い評価を得ているが、こうした役は、女優自体に女性から高く支持されるカリスマ性があるからこそ説得力が増す。鬼教官役は、主人公を中心とした若者たちをの魅力を引き出していくことが大きな役割。第1話を観る限り、吉瀬の鬼教官ぶりは中島と平野をぐっと成長させてくれそうな予感だ。
7/4(土) 17:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/918f0a4eaeb0c95bdacbe4942341712502335102
https://i.imgur.com/lWtd1Bt.jpg