シュツットガルトは28日、元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスの現役引退を発表した。今月上旬には今夏のヴィッセル神戸移籍の噂も流れていた。

 ゴメスは最終節で先発出場。前半42分には今季7点目を挙げる活躍を見せたが、試合は1-3で敗れた。しかし2位のシュツットガルトは自動昇格圏内を守り切り、1年での1部復帰を決めた。

 英『スカイスポーツ』ではゴメスのコメントを紹介。「シュツットガルトで過ごした時間にとても感謝している。キャリアの最後に何か恩返しをすることが最大の夢だったんだ」と、デビューを飾ったクラブへの恩返しができたことに喜びを語った。

 ゴメスはシュツットガルトの育成組織からトップチームに昇格し、2006-07シーズンには15年ぶりのリーグタイトル獲得に貢献。その後09年からバイエルンに加入し、ここでも2度のリーグ優勝を成し遂げている。その後はフィオレンティーナやベシクタシュ、ボルフスブルクを経て、18年1月にシュツットガルトに復帰。昨季は2部に降格した古巣で1年での1部昇格に貢献した。

 シュツットガルトでは公式戦230試合に出場して110ゴール30アシストを記録。ブンデスリーガのみでは通算328試合に出場して170ゴール45アシストを記録している。

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