メジャーリーグ公式サイトは23日、「外野手の送球10選」を特集。去年現役を引退したイチローさんがランクインした。

イチローさんが選ばれたのは、メジャー1年目の2001年4月11日、アスレチックス戦でのプレーである。シングルヒットで一塁から三塁を狙った走者を、ライトを守るイチローさんがノーバウンド送球でアウトにした。「レーザービーム」と評された矢のような送球が印象に残るビッグプレーだ。

記事は、このプレーが開幕早々の4月に飛び出したことに注目し、「イチローは2001年、ルーキーとしてメジャーリーグでの存在感をアピールするのに、全く時間を要さなかった」とコメントした。さらに「この送球は打撃だけではなく、守備においてもイチローが高い能力を持っていることを示し、球界に衝撃を与えた」と絶賛した。

10選には、アスレチックスのローレアーノ、ヤンキースのヒックスなど、現役選手もランクインしている。その中での19年前のプレーの選出は、イチローさんの送球がメジャーリーグにいかに大きなインパクトを与えたかを表している。

今年はレッズの秋山翔吾、レイズの筒香嘉智と2人の日本人外野手が新たにメジャーリーグに挑戦する。開幕が大幅に遅れ、試合数も少ない異例の1年目となるが、2人がイチローさんのように強烈な印象を残し、アメリカの野球ファンの心をつかめるか注目だ。

ソース/THE DIGEST
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=18071

Greatest outfield throws in baseball history
https://www.mlb.com/news/best-outfield-throws-in-baseball-history-c289968680