女優の北原里英が、29歳の誕生日であるきょう6月24日に自身のYouTubeチャンネル『きたりえチャンネル』を開設した。ORICON NEWSでは、北原に独占インタビューを行い、チャンネル開設への思いやこれからの目標を語ってもらった。

■未来のためのYouTube挑戦「後悔が残ると思った」

 本チャンネルでは「20代ラストに新しい挑戦」と意気込み、料理や家での過ごし方の様子などをアップする予定だが「もともとネットに弱くて、インスタグラムも人並みにはストーリーの更新もできるんですが、それ以上のことが苦手で。自分にはできないという意識があったのですが、20代ラストにチャレンジするのはちょうどいいと思ったんです」と苦手分野に飛び込む。

 苦手なことに、あえて挑戦するには“過去の後悔”があったという北原。「AKB48時代に、ファンの方と質疑応答できるアプリなどがあったのですが、すぐに食いつけないタイプだったんです。それに挑んだ子たちは、チャンスをつかんで一歩上に行っていて、『なんで自分はできないんだろう』とずっと思っていました。そのチャンスをつかみ取れなかった反省点もありまして、(YouTubeに)チャレンジしないと、過去の自分の後悔が残ると思ったんです」と昔を振り返り、自分の未来のために挑戦を決めた。

 苦手を払しょくするために、新型コロナウイルスの自粛期間中に編集方法なども勉強した。「決して簡単ではないですが『できるもんなんや!』と気が付きました。自粛期間があったのが私には大きかった。この期間がなければ『自分にはできない』と思ったままでした」と空いた時間を有効活用したことで、新しい一歩を踏み出す決意ができた。

 投稿する動画は、自宅で撮影を行っており、北原家のキッチンも初披露する。「少し恥ずかしいですが、食べることが大好きなので、興味のあることをたくさん発信していくチャンネルにしていけたらいいなと思っています」。

■目標は30万人の登録者数 プライベートでは「自分の家族のような家族をもつ」

『きたりえチャンネル』サムネイル

 29歳を迎え、来年は30歳を迎える。20代のうちにやっておきたいこと、そしてこれから目指していく自身の女優像も聞いた。

 「YouTubeチャンネルを開設するので“続ける”ということを目標に。やるからには数字にとらわれないようにはしたいですが、たくさんの方に見ていただきたいので30歳になる前に30万人の登録者数を目指して、この1年で動画をたくさん上げられたら」と意欲を見せる。

 映画『サニー/32』(2018年)、『映画 としまえん』(19年)などで主演を飾る機会が増えている北原は「映画が好きなので、今後も映画にたくさん出られるように」と多くの作品に関わることを望む。そして「海外の映画祭に出るのがひとつの夢なので、映画祭に出展されるようなものにも関われたら」と日本だけでなく世界にも目を向けている。

 プライベートでは「結婚願望は昔から変わらずあります」と明かし「両親が今もすごく仲良しで、理想の家庭像なんです。『自分の家族のような家族をもつ』というのも夢ですね」と笑顔を見せる。女優としても、ひとりの大人としての夢をかなえるために、20代最後の1年を、苦手分野に挑みながら充実したものにしていく。

◆北原里英(きたはら・りえ):1991年6月24日生まれ 愛知県出身

AKB48として活動後、NGT48に移籍しキャプテンを務めた。18年にグループを卒業後、女優として映画、ドラマ、舞台、バラエティ番組などで活躍中。19日からはヒロインとして出演している映画『HERO〜2020〜』が公開された

https://news.yahoo.co.jp/articles/da5b3c5f040d8fe1bbde77769fd7ca8cfadc599f
6/24(水) 7:00配信


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