2020.06.14


度重なる負傷に苦しんだベイル、中断期間を経てトップフォーム

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが“人生最高”の状態を迎えているという。チームメートからは「今プレーしなければ、いつチャンスを得られるか分からない」と言われているほどだとスペイン紙「マルカ」が報じた。

 今季のベイルは度重なる負傷もあり、公式戦18試合の出場にとどまり、得点もわずかに「3」と期待に応えられていなかった。


 シーズンは新型コロナウイルスのパンデミックの影響で3月中旬から3カ月間の中断を強いられていた。その間にも30歳のウェールズ代表FWには移籍の噂が絶えず、今季終了後にレアルを去る可能性も伝えられていた。

 しかし、この中断期間を経て、ベイルのコンディションは万全の状態を取り戻したようだ。それどころかキャリア最高の状態にまで仕上がっているという。記事では「ここ数週間のトレーニングの様子を見てきた人たちは彼が今、人生で一番調子がいいと言っていた」と報じられている。

 具体名こそ明かされていないが、あるチームメートが「もし今彼がプレーしなければ、いつチャンスが得られるか分からない」とコメントを残すほど今のベイルは絶好調だという。ジネディーヌ・ジダン監督の構想外と伝えられていた時期もあったが、負傷も癒え、シーズン最終盤に向けて調子を一気に上げてきているようだ。

 記事では「彼(ベイル)は今でも世界で最もインパクトのある選手の1人であることを証明したいと考えている」とも指摘されている。趣味のゴルフにサッカー以上の情熱を傾けていると批判されることもあるベイルだが、中断明けのリーガではそうした雑音を吹き飛ばすほどの活躍を見せてくれるのだろうか。

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