国際サッカー連盟(FIFA)は10日、2023年女子W杯の招致で3候補の評価報告書を発表した。初開催を狙う日本は競技場や宿泊施設など各項目を5点満点で評価した平均が3.9点で、共催を目指すオーストラリアとニュージーランドの4.1点に次ぐ2番目だった。コロンビアは2.8点。

 17項目にわたるリスク評価で日本は「政府支援」と「持続可能性」の2項目が中程度のリスクと判断され、それ以外は低リスクとの評価を得た。オーストラリア・ニュージーランドは政府支援のみが中リスクだった。コロンビアは商業面が高リスクと判定され、11項目で中程度のリスクとされた。

 出場枠が24チームから32チームへと拡大する23年大会の開催地は、25日のFIFA理事会で決まる。ブラジルも立候補していたが、撤退した。日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「日本は23年の女子W杯を迎える準備ができている。大会を成功に導くことができると確固たる自信を持っている」との談話を出した。

6/11(木) 6:00 スポーツ報知
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