2020年6月4日 11時20分
https://www.chunichi.co.jp/article/67572?rct=entertainment

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が4日、「あさチャン!」にリモート出演し、東京都が3日夜に発動した『東京アラート』
について明確な指標になっていないと改めて疑問を投げかけ、「(都知事の)小池さんの脳みそ一つでアラートが鳴ったり、
 控えられたりとか…。東京はよく分からない状況」と首をかしげた。
「2週間前に別の番組で小池さんと議論させてもらって。これって指標になっていないんじゃないですかって話をした」
と経緯を説明した上で、掲げている7つの指標の1つが「感染経路不明者50%」となっている点について「新規陽性者が1人で感染経路不明となった場合、
 1人なのに100%になっちゃう」とした。
1週間の感染者数が「前週以上」となっている指標には「前の週の感染者数が1人で、今週は2人。1人が2人になっただけで2倍になってしまう」とした。
この2点については「意味をなさい。割合は、1人が2人に増えた場合と、50人が100人に増えた場合とでは意味合いが違う。
 100人の新規陽性者のうち50人が感染経路不明というのと、2人のうち1人では意味合いが違う。2つは全く指標にならない」と指摘した。
重症者患者数と入院患者数も指標に入っているが、「患者数が問題じゃなくて、医療のキャパシティーがどれだけあるか。日々変わってくる。
 ベッドはどれくらいあるんですか、ベッドのうち今、どれだけ患者数が占めているのですか、割合で示さないと警告の意味がない」とした。