2020年05月28日 17時00分
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新型コロナウイルスの影響により映画製作が止まったままのハリウッドで、「地球がダメなら宇宙で撮影だ!」とばかり、
米俳優トム・クルーズ(57)がブチ上げた“世界初の宇宙ロケ映画”という仰天構想が実現しそうだ。
米芸能誌「バラエティ」(電子版)は今週、トムが進める“宇宙映画”に「ボーン・アイデンティティー」などで知られる
ダグ・リーマン監督の起用が決まったと伝えた。
トムは主演なのかプロデュースなのかなど、詳細は分かっていないが「宇宙ロケによる映画製作」はトムが長年温めてきた
構想だという。
そんな壮大なアイデアが明らかになったのはつい先日。米芸能サイト「デッドライン」が、高級電気自動車メーカー
「テスラ」や宇宙事業会社「スペースX」の創業者で最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏が、スペースX社の
宇宙船開発技術を提供し、映画を共同製作するとスクープしたのだ。
マスク氏といえば、ZOZOの創業者・前澤友作氏の月旅行参加の会見で同席した人物。
映画製作については米航空宇宙局(NASA)の協力を取り付けたことも判明し、現実味が増している。
そんな中、リーマン監督の起用について米メディアは「トムと気心の知れた仲だから」と指摘。
トムは同監督のSF映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014年)で主演し、「バリー・シール/アメリカをはめた男」
(17年)でもタッグを組んだ。
一方、トムとリーマン監督はユニバーサル・ピクチャーズの「ルナ・パーク」(仮題)という宇宙を舞台にしたSF映画構想を
進めているが、ユニバーサルは「『ルナ・パーク』と問題の作品は別のもの」としている。