【映画】「世界のミフネ」がいたから「世界のクロサワ」に [ひぃぃ★]
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【牧 元一の孤人焦点】今年は映画「七人の侍」などで知られる俳優・三船敏郎さんの生誕100年に当たる。私は大学生の頃から黒澤明監督の映画が好きで、「七人の侍」「用心棒」「天国と地獄」など、三船さん主演の傑作の数々を見続けてきたが、記者になって、目から鱗(うろこ)が落ちる思いをした。
それはスポニチ本紙で美輪明宏さんの連載コラム「明るい明日を」(2008年〜11年、のちにPARCO出版で書籍化)の編集を担当した時のことだった。美輪さんはそのコラムでこう断言した。
「日本の映画評論家やジャーナリストのほとんどが、三船さんは黒澤明監督の映画に出演したおかげで『世界のミフネ』になったと思っているようですが、それは大きな間違いです。本当は『世界のミフネ』がいたから黒澤監督は『世界のクロサワ』になれたのです」
私も長年、三船さんは黒澤監督の作品でこそ光り輝いたと思っていたので、美輪さんの言葉を意外に感じた。なぜ「世界のミフネ」あっての「世界のクロサワ」なのか…。美輪さんは「七人の侍」で三船さんが演じた菊千代について、三船さんに直接聞いた話を明かしてくれた。
「菊千代のおどけた場面が秀逸だったので『あれは監督の指導ですか、それとも三船さん?』と尋ねたら、三船さんは『よくぞ聞いてくれた』と私の手を壊れるくらいに強く握りしめて『今まで誰も聞いてくれなかったんだよ。あれはぼくの演技プランなんだ』と子供のようにとても大喜びで興奮しながら答えてくれました。三船さんのノートも見せてもらいましたが、細かく丁寧な字で演技プランがびっしり書き込まれていました。黒澤作品には三船さんのアイデアがたくさん詰まっているのです」
美輪さんは問い掛けた。「七人の侍」「用心棒」「天国と地獄」などの主役を、もし三船さん以外の俳優が演じていたら?……なるほど、考えてみれば、志村喬さん主演の「生きる」は別として、他の全ての魅力が激減することは明らかだった。美輪さんはこう続けた。
「その後、三船さんをしのぐ俳優は出ていません。整った顔立ちをした美男子で、存在感、バイタリティーがあり、さらにインテリジェンス、繊細さもありました。あの鋭い眼光、野太い声も魅力でした。『映画は監督のもの』とよく言われますが、名作は良い俳優、脚本、カメラ、そして音楽、美術、衣装など優秀なスタッフがそろってこそ初めて生まれるものです。黒澤監督は特に三船敏郎という映画史上に輝く名優に恵まれたからこそなのです」
今年は黒澤監督の生誕110年にも当たる。この機会に名作の数々を見直し、「世界のクロサワ」と「世界のミフネ」が同じ時代に映画界で生きたことによる幸せをかみしめたい。
◆牧 元一(まき・もとかず)1963年、東京生まれ。編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴約30年。現在は主にテレビやラジオを担当。
2020年5月27日 10:30 スポニチアネックス
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/05/27/kiji/20200527s00041000096000c.html
画像
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/05/27/jpeg/20200527s00041000095000p_view.jpg >>79
市川雷蔵主演の第三の影武者は黒澤の影武者のような大作ではないが面白かった デルス・ウザーラは無視か。
黒澤は脚本でも撮影でも才能を発揮してるしな。 七人の侍をずっと後、90年代にリファインかな?
それを劇場でみたが、菊千代がドアップで大事な主張をするところの音声が
劣化して何を言ってるかわからず
字幕が欲しかった 黒沢には世界の志村もいただろ
溝口には世界の田中絹代
小津には世界の原節子
宮崎には世界の久石 >>43
「オトコは黙って・・・」だな…凋落著しいが >>98 デルスウザーラって世界では評価高いよね。自分は黒沢が自殺した辺りの「どですかでん」とごっちゃになってるが。とにかく黒沢は70年代で終わってる感じ。あとは惰性で賞取った感じ 七人は三船さんいなくてもよかったと思ってる
なんか見ててしんどい 乱は傑作ではある。
ただ仲代がひたすら辛気臭くて評価下げてる。 >>15
全盛期が殆ど三船主演だから
その時期に「生きる」みたく
三船が出てない作品が作られてたらどうだったのか。
おそらく三船不在でも面白い作品は出来たと思う >>19
用心棒と天国と地獄の権藤と赤ひげもまたそれぞれ違った良さがあるしね >>31
あれ映画館で観たら
その場面で会場内から「おぉ・・・!」って声がいくつか上がった >>32
それ以降は作風が変わったからねぇ。
黒澤映画は三船登場から三船降板までが全盛期 >>53
名優と言われる人でも演出家がダメだったらダメだからね。
以前 山崎努の主演のドラマ見て痛感した 今の40代くらいから下の世代って日本映画の思い出が殆どない世代なんだよな
角川映画は当時はバカにされてたりしたけど、日本映画史に残る映画多いよな >>65
編集よりは演技指導だと思うけどな。
影武者の演技指導見たけど凄い細かいし
少しずつ俳優を自分のイメージに近づけてるのがよく分かった。
大抵の監督・演出家はそこまで徹底的にやらないんだろうな。
だから黒澤映画以外ではいつも同じ感じ >>68
黒澤は成瀬監督の編集技術を凄く高く評価してたね キムタククラスのスターですらなんだかんだおちょくられるんだから
三船レベルの俳優はSNS時代ならすぐ潰れてるんじゃないの >>105
黒澤が助監督の頃書いた「雪」って脚本は素晴らしいと思った >>116
途中の動きがないところがムダに長い。
次郎と三郎の争いをじっくり見たかった 黒澤の孫と三船の娘が共演した
「R-17」って変なドラマがあったな どうでもいい逸話
新人の児玉清がロケバスに乗り遅れてしまいあたふたしていたら、たまたま通りかかった三船が車でロケ現場まで送ってくれた。 七人の侍で走ってる馬に飛び乗るのめっちゃかっこええ
ちょっとあまのじゃくっぽくてやんちゃなキャラがこの人に合ってたわ まあ、三船ほど魅力的な俳優居ないわ
渡辺謙も役所も比較にならない >>138
あと隠し砦で、
逃げて走ってる秋月の女を馬に乗りながら片腕でつかんで後ろに乗っけるとこ 地味に山崎努も一般人はともかく、映画業界の人やかなりの映画通には世界的に
そこそこ名前知られてるんじゃないかな
『天国と地獄』『影武者』『タンポポ』『おくりびと』...
海外でもそこそこ興行成績あったり、賞獲ったりしてる映画にあれこれ出演
してるし TLジョーンズがずっとやってる例のコーヒーのCMに少し前えらい
かっこいい役で出てたけど、あれもたぶん「今度はクロサワの映画に出てる
俳優と共演できるよお〜」って感じでキャスティングしたのでは 音楽の曲でメロディと歌詞、どちらが重要?
と同じ
不毛な議論や 俺もそれに近い感想を持ってて、三船のキャラが黒澤作品に与えた影響は
凄く大きいと思ってた。
例えば、影武者はイマイチだと思うけど、それは主役のせいもある。
あれは元々、若山富三郎&勝新の兄弟コンビでやりたかったんだが、
若山には断られ、勝新とは揉めて。で、仲代になったんだけど。
仲代だと全然別の映画になっちゃうよな。
やっぱり勝新で見たかった。 三船という俳優がいなかったら世界の黒澤ではなかったと思うが
黒澤という監督がいなくても三船はあそこまでは行かずとも大俳優だったんじゃないの >>1
やっぱ俳優やらせるなら縄文系日本人だね
鼻がデカい
二重まぶたが大きい
目が茶色い
表情で演技が出来る 「静かなる決闘」が好き
コロナ渦の今こそ見るべき映画なのでは >>69
↓こんな撮影させられたら、ブチ切れるのも無理はない・・・(;´・ω・)
https://togetter.com/li/1212175 >>7
三船美佳が今まで語ってきた「父との思い出」のほとんどが捏造なんだよなぁ……。 黒澤以外の作品に出てる三船は時々素の表情のような顔が見れるときがある
黒澤作品では完全に作りこまれていて素の表情らしき顔が見れない 三船の顔はすごいかっこいいと思うけど
現代では評価されないのかな
マスゴミがわざと薄い顔の奴を持ち上げてるような気もする >>152
東宝ニューフェイスオーディションで落とされそうだったのを拾うように提言したのが黒澤監督だし >>11
つまり黒澤明か
絵コンテが芸術品レベルの >>144
あれって吊り上げられる方も大したもんですよね
>>31
藤田進(戦前の黒澤映画の主演俳優)との対決シーンは両者本物の武士にしか見えなかった >>160
塩顔は表情筋も少ないから顔変わらないしね
演劇者として致命的欠陥 >>163
> 藤田進との対決シーン
それが後のスターウォーズのオビワンとダースベイダーの戦いで再現される と。
そのあと藤田進はハンソロになるけどw 最近のキネ旬のオールタイムベスト日本映画俳優
1位 三船
2位 森雅之
3位 市川雷蔵
4位 勝新太郎
4位 高倉健
ちな、裕次郎は10位以内に入ってない。 この意見にはまるごと同意
黒澤作品は三船が出てないと面白くない >>121
そりゃそうだろうが、
それこそ世界中の映画人からリスペクトされてるんで、
「世界の〜」なんて冠自体が不要であるのは確か。
いちいちいわんだろ、「世界の」スピルバーグとか、「世界の」チャップリンとか。 世界のなんたらで実際に世界で有名な日本人居ないだろ恥ずかしいからやめろ >>149
用心棒と椿三十郎が頂点なんだろうけど、
美形っぷりは、やっぱり野良犬ですかね。 ミフネ、クロサワなら蜘蛛の巣城が好きかな
見てない人がいたらオススメ >>124
三船の場合は名監督でも合わない人はとことん合わないと思う
滑舌が悪いので使い方がかなり限定される感じ >>173
あれは蜘蛛巣城のセットを見るだけでも見る価値あり >>175
それは言える。
三船は黒澤の作風に合ってた フォトジェニックなんだよな三船
今見てもイケメンだし >>172
野良犬の若い刑事役は本当に美形やった。
坂口憲二も三船系の男前なのに坂口憲二に役者としての魅力を一切感じない。
あと、伊藤英明も男前なのに役者としては・・・?な感じ。 そんなことは今更言われなくてもわかってる
三船あっての黒澤 黒澤あっての三船
オレは、野良犬が一番好きだ >>168
裕次郎なんてただのアイドルだからな
吉永小百合と一緒で役者としては全然評価されてない 新選組は未だに三船作品超えるものが無いな
あれには愛人も出てるけど今現代見てもめちゃくちゃカワイイ
そら婚外子作っちゃうわレベル >>150
セルジオ・レオーネのオファー断ったのも勿体無かったな それにしても美輪のババアはわかってないね
三船だって世界のクロサワがいたから世界のミフネになれたんだよ
逆もまた真なりだ
美輪の大好きな原節子だって小津がいなければあんな大女優にはなってないだろ
それと一緒だよ 三船の新撰組そんなに良かったっけ?
典型的なオールスター映画って印象だったわ
ただ沢島忠監督は躍動感のある画作りが出来る人だったから真面目な大作時代劇を他にも作って欲しかったね 顔だけじゃ三船にはなれない
なんだろな昔の役者の存在感 松田優作は第二の三船敏郎になれる逸材だったのに短命だったのが悔やまれる
高倉健はなんか違う >>84
東宝の撮影所で黒澤明(181cm)、谷口千吉(八千草薫の夫180cm)、本多猪四郎(178cm)の3人が並んで歩いてる姿はなかなかの壮観だったと感想言ってた人がいたね でも素晴らしき日曜日も虎の尾を踏む男達も面白いですよ >>113
どですかでんとごっちゃになるって、、、お前もしや観てないで書いてるな? 三船は黒沢から離れてからは駄作か凡作ばっかりで終わってる
黒沢はカラーになってからは一般受けしなくて終わってる
組んでた頃がピークだな 酔いどれ天使の松永は本当にカッコいい、余りに魅力的過ぎてヤクザ大嫌いな黒澤が撮影中困惑したのもわかる
本来志村の酔いどれ医者が主役の筈だが完全に三船が一番目立ってしまっていてチンピラに憧れてしまう人が続出してしまうことに 黒澤映画以外の三船の出演作で出来のいい作品って
1本も無いだろ。ただ単にいつもの三船がいつもの顔と
声で出てるだけで、役によって演じ分けてるわけでもないし フランスでも三船は大人気
三船いわく、フランスのゲイたちが三船のケツに見とれたそうだ
美輪もその1人だな
菊千代はケツ出してウロウロしてたからな アランドロン ブロンソンと共演してたな 駄作の印象しかないが 監督がバラキの人なら、面白かったのかな? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています