14年W杯以降は低迷 鳴かず飛ばずのまま気が付けば29歳に…

元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、来年に延期された欧州選手権(EURO)出場を目指して最後の大勝負に出る可能性が指摘されている。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。

バロテッリは2012年のEURO、14年のワールドカップ(W杯)でイタリア代表のエースとして活躍したが、その後は低迷している。クラブレベルでも鳴かず飛ばずの時期が続いたうえにピッチ外で騒動を起こす悪癖も変わらず、“悪童”も気が付けば29歳になった。

一方でイタリア代表のロベルト・マンチーニ監督で、マンチェスター・シティ時代の恩師でもある。その関係性から折に触れてイタリアメディアはバロテッリの招集についてマンチーニ監督に質問するため、ある意味では幸運な環境だと言える。しかし、今季加入した故郷ブレシアでは19試合出場5ゴールと目立った活躍をしているとは言い難い。

それでもEURO出場への意欲のあるバロテッリは、大会が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて1年後に延期になったことで来季が最後のチャンスであるとして、獲得に興味を示すトルコのガラタサライか、ブラジルのバスコ・ダ・ガマへの移籍を模索しているという。そうした話題性を手に入れたうえでチームの“王様”になって活躍することがラストチャンスへの道という考えもあるようだ。

果たしてイタリアの将来を担うとの呼び声もあったストライカーは、復活を印象付けて代表に返り咲くことができるのか。ブラジル行きとなれば大いに注目を集めるのは間違いない。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200523-00263182-soccermzw-socc
5/23(土) 22:40配信