ワンオクTaka 父・森進一の厳しさで「まだましな人生」「踏み外したこともあったけど」

ONE OK ROCK・Taka
歌手・宇多田ヒカルが17日、インスタライブ「自宅隔離中のヒカルパイセンに聞け!」を配信。
ONE OK ROCKのボーカル、Takaがゲスト出演した。2人は今年初め、歌手エド・シーランが持つ英国のスタジオでのレコーディングで出会い、交友が始まった。

宇多田は3年になくなった藤圭子さんを母に、Takaは森進一を父に、昨年いっぱいで引退した森昌子さんを母に持つ。互いに大物歌手の親を持つ2世同士とあってトークは弾んだ。


2人は「実際に自分が歌手になって、親への見方が何か変わった?」をテーマに語り合った。
Takaは、子供の頃の父について「不思議なんだけど、うちの両親ってテレビの中にいる人で、一般の家庭からするとちょっと普通のお父さんっていう感じとは違った。家でも森進一、みたいな」と振り返り、
「おれが今、この立場になったときに、家で懸命に家族を愛してくれてたなと思って」と、大人になり、父親としての森の愛情を感じ取っていることを明かした。


宇多田が「家庭における自分のキャラって、学校と仕事で見せるキャラとは違う。家庭の中での父と息子っていう関係が、仕事のキャラの方が比重が大きく見えたのかもね。お父様、すごく徹底してそうだもんね、歌に関しても」とうなずくと、
Takaは「厳しかった。教育も。そのおかげもあってまだましな人生を遅れた。踏み外したこともあったけど軌道修正できた。両親からもらったもので好きな音楽で表現できたのかなと思っている」としみじみ。

1児の母(シングルマザー)として生きる宇多田は「いろんなこと親から学べるし、こういうのは厳しかったなとかいうのは子供としても覚えているしね」と語り、
「うちはたぶん、(自分は子供に対して)キャラが乖離(かいり)していないと思う。私(の子供の頃)は、ステージに立って仕事してる母が別人すぎて。同じ人?って思っていた」とTakaに共感しつつ、藤さんの在りし日をしのんだ。


2世歌手としての大先輩である宇多田に、Takaは「ヒカルちゃんが一度休んだとき、やっぱいいなって。あれを参考にしたというか。
自分が自分らしく生きるってことの素晴らしさをね。すごくリスペクトがあった。そういう部分って大切にしたいなと」と敬意を示していた。

今回のインスタライブは約9万人が視聴した。

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