お笑いタレント・明石家さんま(64)が、9日に放送された大阪・MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(関西ローカル)で、人気漫画「ONE PIECE」(ワンピース)のLINEスタンプコラボ企画に、作者の尾田栄一郎氏(45)から依頼を受けて応募したことを明かした。

 同企画は、人気キャラクターを利用したスタンプの制作・販売ができる「LINE Creators Collaboration」の一環で、「ONE PIECE」のアニメ化20周年を記念した第4弾。4月に公募がスタートし、採用されれば7月22日から販売が始まる。

 かつてフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」(水曜・後9時)のロケで尾田氏に世話になったことから「なんでもするで!」と仕事での協力を約束していたさんまの元に、尾田氏からスタンプのイラスト制作を頼まれた。同漫画を全巻読んでいるというさんまが「知ってしまっていることを、いっぺん全部取り払って、自分なりのルフィ、ハンコックを描いた」とイラスト8点を完成。「エースは記憶のままに描いたら、家のないオジサンになってしまった」と苦笑したが、そのイラストをスマホで尾田氏に夜中に送信した。

 ところが「部屋の電気が暗い。スキャンできますか」と尾田氏に問われ、「スキャンってなんや?」と、さんま。結局、集英社に郵送することになったという。

 一般公募から選ばれるため、スタンプ化が確約されている訳ではないが「上手下手でいうと上手くないけど、いいかも」と自信も。尾田氏からは「サイコーですね」と太鼓判を押されたようで「俺は出るよな? なんぼなんでも。でも、落ちてもしゃあない。実力やから。ちょっとドキドキ」と当落を心配しているようだが、スタンプ販売が決まったあかつきには「売り上げはいらない。どこかに寄付する」というと、村上ショージ(64)が「ありがとう」と、おこぼれを期待した。

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