新型コロナ禍に振り回される22歳ボクサーの人生…世界戦延期中の中谷潤人が経営難トンテキ店閉店のWショック [砂漠のマスカレード★]
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新型コロナ禍に振り回される22歳ボクサーの人生…世界戦延期中の中谷潤人が経営難トンテキ店閉店のWショック…「悩んだ末の決断。世界王者になって恩返しを」
ボクシングの元日本フライ級王者で、WBO世界同級王座決定戦出場が決定している中谷潤人(22、M.T)が16日、神奈川県相模原市で自身がオーナーとして経営していたトンテキ専門店「とん丸」を5月末で閉店することをSNSで明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大で、休業を余儀なくされ、経営が悪化したのが理由。サウスポーの洗練されたボクシングでデビューから20連勝を飾っている中谷は、4月4日に後楽園ホールでWBO世界フライ級王座を同級1位のジーメル・マグラモ(25、フィリピン)と争う予定だったが、新型コロナの影響を受けてキャンセル、延期となっていた。新型コロナに人生を左右されそうなホープは、それでも目標を失うことなく、「器用な僕ではないので本職のボクシングに更に重点を置き目標!目的!を果たして今度は、皆様に恩返しできたらと思います! 感謝!感謝!」とSNSに綴った。
中谷が、郷土三重の名物料理であるトンテキの専門店を相模原にオープンさせたのが昨年8月だ。両親は三重でお好み焼き店「十兵衛」を経営していたが、中谷をサポートするために家族で引っ越してきて新しい店を始めた。弟の龍人さんが店長を務め、人気の店になり経営も順調だったが、新型コロナ禍に直撃された。
「3月末あたりから休業していました。だんだんと感染者が増え始めてきていたので(迷惑をかけないために)なるべく早めにと」
3月末から休業したが、緊急事態宣言が5月末まで延長され、特に特定警戒都道府県に指定された神奈川県では、休業要請解除の動きがなく再開の見通しが立たなくなった。家賃など固定費だけが出ていく飲食店は、どこも経営難に追い込まれているが、中谷の店も同じく経営危機に直面した。
「お金のことは、母親に切り盛りしてもらっていて、いったいどれくらいの赤字なのかを把握できていなかったのですが、大変な状況だったことは確かです。色々と悩んだ末に閉店は、家族で話し合って決めました。まだ開店して1年も経っていないのですが、この厳しい状態ではしょうがないかなと」
中谷は静かに言葉を絞り出した。
「店は、両親に切り盛りしてもらっていましたが、僕がオーナー、僕のお店という形でやらせてもらっていました。僕の器量のなさというか……」
自分を責めた。
https://i.imgur.com/l6MHbXZ.jpg
5/17(日) 6:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200517-00010001-wordleafs-fight ダブルショックだった。
4月4日に後楽園ホールで世界初挑戦が決まっていた。田中恒成(畑中)が4階級制覇を狙うために返上したWBO世界フライ級王座の決定戦として同級1位マグラモの相手に同級3位の中谷が指名されたのだ。しかし、新型コロナの影響でJBC(日本ボクシングコミッション)とJPBA(日本プロボクシング協会)が3、4月の国内興行の中止要請を決定し世界戦は延期となった。中谷は、米国ロスで合宿に入っていたが、緊急帰国を余儀なくされた。
世界戦延期と経営店閉店のダブルショックに見舞われたが、中谷は、ポジティブに気持ちを切り替えた。
「閉店という残念な結果になりましたが、僕にはボクシングという場所があるので、世界チャンピオンになって、みなさんに恩返しができればいい。世界戦は延期になりましたが、次は世界戦という形です。そこに向けて頑張っていきます」
三重を引き払って、上京してきた家族は引き続き、この地に留まり息子をサポート、「無理のないように、違う方の形で仕事をしていってもらう感じです」(中谷)だという。
周囲からは、「世界王者になって、新型コロナが収束したら、また新しい店を始めたらいいじゃないか」の激励の声もある。
「そういった声もいただいています。でも今は閉めたばかりでなんとも言えません。世界チャンプになってからの話です」
モチベーションが落ちることもない。
「今、どのボクサーもみんな一緒だと思うんですが、僕は世界戦を待っている状態で、次にできるということなんで、モチベーションは保てています。目標としてきた世界チャンピオンになること。その気持ちを常に持っている。それしかない」
中学卒業と同時に高校へは進学せず、単身アメリカに渡った。そこで名トレーナー、ルディ・エルナンデスと出会い、世界王者への道がスタートしている。2015年に17歳でプロデビューすると、2016年にフライ級の全日本新人王を獲得、2017年に初代日本フライ級ユース王者、2019年に日本フライ級王者と、とんとん拍子で世界への階段を駆け上がり、20連勝中(15KO)。直近は、 3試合連続でKO決着をつけるなど、武器である長いリーチとスピードに加え、左ストレートに一発の威力も出てきた。 中谷の決意は、新型コロナショックにぶれることはない。この間もM.Tジムでトレーニングを続けている。世界戦のプロモートをしている帝拳サイドは、新型コロナが落ち着き国内興行が再開される予定の7、8月に後楽園ホールで延期された世界戦を実現する方向で調整中。中谷は「まだ何も聞いていません」と言うが、スパーリングなどの対人練習は禁止されているなか、来る日に備え、今やれる基礎練習を徹底している。
「ジムを開けてもらって練習はさせてもらっています。ただ(新型コロナの感染リスクを避けるため)対面練習はできなくなっていてミット打ちもやっていない状態です。でも、試合が決まったら、すぐに動き出せる形は整えています。日程が決まったら、そこから逆算して実戦練習を組みたい」
ハンデのある練習環境ゆえのプラス面もあるという。
「練習はマスクを着用してやっているのですが、心肺機能のトレーニングになっていて、そこはアップしているんじゃないかなと思います」
マスク着用で息が苦しくなることが低酸素トレーニングのような効果を生んでいるのだ。後半戦のスタミナに課題がある中谷にとってピンチをチャンスに変える機会でもある。
イメージトレも注意しながら進めている。
「あまり映像を見すぎてイメージを固定すると、相手が違う出方をしてきたときに対応できない。ある程度イメージはしていますが、そこは意識しながらやっています」
対戦相手のマグラモも初の世界舞台。25戦24勝(20KO)1敗の戦績で8割のKO率を誇り、オーソドックススタイルからボディや至近距離からも多彩なパンチを繰り出してくるタフな強敵だ。しかし、スピードはないため、サウスポーの中谷が距離とスピードを生かしてペースをつかめば勝機は十分にある。
新型コロナに人生を振り回されている人たちへ勇気を……フレッシュな新世界王者の誕生でボクシング界に漂う閉塞感を打ち破ってもらいたい。
(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社) とんかつ屋やればいいんじゃない
フライ級なだけに(´・ω・`) >>6
ハメド、デラホーヤ、メイウェザー、
日本なら井上、田中と超実力者が獲得防衛してるから
相当WBOの格は上がったよ 今はWBO>WBA 困ったときのYOUTUBERがあるだろ
動画次第だし売れるかどうかはわからないけど・・・・・ 世界とってほしいな
挑戦する立場だとファイトマネー少ないの? 元のお好み焼き屋も儲かって無かったんだろうな
親父は普通に働け ボクサーって、チャンピオンになってもアルバイトしてるイメージなのに
すでに飲食店のオーナーだったのね、すごいわ 素人がトンテキ屋で成功なんて無理ゲーに近い
黙って粉物屋をやってれば良かったのに…誰か止めろよ 今日本人ボクサーで世界チャンピオンに一番近いと言われるホープなのに 家族みんなぶら下がって、しんどいだろうな。
まだ若いのに。
韓国だとアルアルらしいが。 大多数の学生の方がヤバそうだが
また就職難の時代到来 世界挑戦も潰されてるからな・・・
まさにダブルパンチとはこのことだな
まだ若いし、次世代のホープと期待されてるから
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