2020年05月14日 12:06 芸能
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/05/14/kiji/20200514s00041000140000c.html
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/05/12/jpeg/20200512s00041000031000p_view.jpg

 作家でタレントの室井佑月(50)が14日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。大相撲の高田川部屋の三段目力士・勝武士(本名・末武清孝)さんが新型コロナウイルス肺炎による多臓器不全のため、28歳で亡くなったことに言及した。

 室井は「(勝武士さんは)熱が出てから時間が経っちゃったというのがつらいところだと思う」としたうえで「小池百合子都知事が(医療態勢について)ちゃんと検証する!って言ってるのが4月1日時点の話。今は、本当にたらい回しとかがないかをきちんと確認すべきだし、4月1日時点で、そんなノロいことやっていたというのは、やっぱりオリンピックを延期したくなかったからだろうと思って」と推察。「私、人の命は取り返せないと思うから、私、反省すべきだと思う、小池さんも」と東京都の対応を斬り捨てた。

 勝武士さんは4月4日に体調を崩し38度台の熱が続き、師匠の高田川親方(元関脇・安芸乃島)らが保健所に電話を掛けたもののつながらなかったという。近隣の複数の病院に相談したが、医療機関がみつからず、8日に熱が下がらず血痰(けったん)出るなどしたため、救急車で搬送された。

 しかし、すぐに受け入れ先が決まらず夜になって都内の大学病院に入院した。新型コロナウイルスの簡易検査の結果は陰性だったが、9日に体調が悪化したため別の病院に移り、10日のPCR検査で陽性と判明。19日に症状が悪化したことで集中治療室(ICU)に入っていた。