2020年5月14日 12時44分
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 人気SF映画『マトリックス』シリーズ第4弾の撮影が、7月頭にも再開される可能性があるとVarietyが独占で報じた。

 今年2月より撮影がスタートした第4弾は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月半ばより撮影が休止状態となっている。同サイトによると、配給の米ワーナー・ブラザースは7月の撮影再開を見込んでおり、ネオ役のキアヌ・リーヴスらキャストは少なくとも7月6日まで待機できるよう、8週間の延長契約にサインしたという。

 2021年5月21日に全米公開を予定している本作だが、今後の製作状況によっては公開日が変更となる可能性もある。また、キアヌは本作に加えて人気アクションシリーズ『ジョン・ウィック』第4弾(2022年5月27日全米公開)の撮影も控えており、キャストのスケジュールへの影響も懸念される。

 『マトリックス』シリーズは、自分の生きる世界が機械の見せる仮想現実だと知った天才ハッカー・ネオ(キアヌ)の戦いを描いたSFアクション。第4弾は、オリジナルシリーズを手掛けたラナ・ウォシャウスキーが、監督・脚本・製作総指揮を務め、ヒロイン・トリニティ役のキャリー=アン・モスが続役するほか、新キャストとしてヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、ニール・パトリック・ハリス、ジョナサン・グロフが名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)