朝から昼、夕方、夜、深夜まで、メディアは新型コロナウイルス関連のコンテンツだらけ。
なぜ今、コメンテーターたちは猛烈な批判を受けているのか。

まずどんな批判の声があるのか。
最も目につくのは、「なぜこの重大事にこの人がコメントしているのか」
「専門外のコメンテーターは害でしかない」などの人選に関するもの。
現在でいえば、「感染症と経済の専門家以外はすべて不要」という見方をしている人が圧倒的多数派となっているのです。

しかし、現在午前・午後に放送されている情報番組には、感染症と経済の知識が乏しいコメンテーターが3〜5人程度出演。
その中にはタレントも多く、「タレントコメンテーターの出演こそ不要不急の外出」という、どう見ても正論の批判を浴びています。

また、タレント以外の弁護士、大学教授、ジャーナリスト、作家、実業家なども、
専門外のことをコメントするほどタレントコメンテーターと同等の存在とみなされ、批判の対象に。

しゃべればしゃべるほど、
「なぜこの話題でこの人のコメントを聞かなければいけないのか」
「一般人がTwitterでつぶやいているのと変わらない」という批判につながってしまいます。

もともと制作サイドには
、「その分野の専門家だけでなく、他分野の専門家だからこその視点もある」
「親近感のあるタレントが視聴者目線でコメントすることも大事」
「時に分野を越えた議論も必要」などの意図があり、多くのコメンテーターを起用してきました。

視聴者もある程度その意図をわかっていますが、

深刻な状況の現在は
「時間の無駄だから聞きたくない」「大切なことがわかりにくくなる」
「素人意見を視聴者が信じてしまったらどうするんだ」という気持ちが強くなっているのでしょう。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/645f4101dfd99b15aa333a6da15d33cf7d58486b?page=2