落語家の立川志らく(56)が11日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)で、

検察官の定年を延長する検察庁法改正にSNS上で抗議意思を示す活動が芸能人にも広がっていることについて
「私はこれがいいのか悪いのか判断つかないです」とコメントした。

新型コロナウイルス感染拡大が終息しない中での法改正自体には
「パッと見は危険な感じがします。今この時期に、これを進めていいのか」と指摘。

「ただ気を付けなきゃいけないのは、みんな印象だけで、芸能人の方なんか…これどんどん広がっていく…」と不安視。

 法改正を抗議する芸能人について「すべてとは言わないですよ、ちゃんと考えている人もいるけれども」と前置きしたうえで、
「コロナのことで政権はもの凄く攻撃を受けてますから、これに乗っかってみんな一気に攻撃しようという気持ちになるのは分かるんだけれども。

攻撃する時は、これいけないと思うのだったら、ちゃんと法案を読んで、
これどういうことなのかちゃんと理解してから乗っかって行かないと取り返しのつかないことになる」と語った。

 法改正を進める政府を
「ずるいなというイメージはあるんです。凄くせこいな、と。このどさくさに」と皮肉りつつも、
「ただ芸能人が、みんなワーッと乗っかることにちょっと危惧している。
いろんな人の話を聞いてから私は結論を出していこうと思います」と述べた。

検察官の定年を延長する検察庁法の改正部分を含んだ国家公務員法改正案を巡っては、
検察庁の独立性が安倍政権にゆがめられる危険性を指摘する声が出ている。
国家公務員法改正案の実質審議は8日の衆院内閣委員会で、森雅子法相の出席を求めた立憲民主党などの野党会派と共産党が欠席したまま始まった。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/8affbd9806908e1eeb5c85df498e669f0956cd42