元大阪府知事の橋下徹氏(50)が9日、インターネット放送のAbemaTVのトーク番組「NewsBAR橋下」にリモート形式で出演。緊急事態宣言を受けて、最初に休業補償の方針を打ち出した東京都の小池百合子知事を評価した。

 「休業要請かけたときにお金を補償するとはっきり言い出したのは小池さんですから。東京都はものすごくお金がある。大阪から見てすごくうらやましかった。でも、小池さんがそれを言ってから、補償しなければいけないというムードになった」と功績を認めた。

 「うまくいかない商売を、全部税金で助けろというのは資本主義の社会ではそれはなくて、うまくいかなかったらそれは廃業なのか、倒産なのか、別の商売をやってくださいねというが普通のやり方」とし、「自由市場を政治が止めたんだから、一部の業種が犠牲になったわけですよ。であれば、ここは全面的に本来は補償するということをやらないと…」と訴えた。

 さらに休業補償をしない場合は「国民全体の命を守るために、一部の人を犠牲にすることがまかり通っちゃう」としているが、国政側が重い腰をなかなか上げなかったという。その点については、国会議員が文書交通費などを含めて年間5000万円近くを保障されていることを挙げ、「明日の家賃に困っていることの共感がやっぱり足りない」とした。

5/9(土) 23:14配信
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