「岡村さんは風俗店で“スマートに遊んでくれる”いいお客さまかもしれません。しかし発言について知る限りでは、
業界とここで働く女性が今どういった状況にあるのか、彼は何にも分かっていないと感じます。黙っていてくれよ、と言いたいです」。

そう静かな怒りをにじませて語るのは、首都圏のソープランドチェーンで管理職を務める男性、Aさんだ。
報道で岡村氏の発言を知り、非常に不愉快な気持ちになったのだという。

新型コロナはあらゆる産業にとっての危機である。特に性風俗業はパチンコ店と同様、各自治体による休業要請の対象だ。
Aさん自身は、「ソープランドは濃厚な肉体接触を仕事としている。感染拡大を防止するために、今は要請を受け入れ、休業しなければならない」と考えている。

ところが実際には、一筋縄ではいかない現象が起こっているのがこの業界だ。

Aさんの勤務先は首都圏各地の風俗街で、複数の店舗を展開している。風俗街の中には一帯の店舗が軒並みシャッターを下ろし、
「休業」と張り紙をしているところがある。「しかし実際には休業中としている店舗でも、なじみのお客さんなどを受け入れてヤミ営業しているところがあります」
とAさんは打ち明ける。そればかりか、8割以上の店舗が通常通りの営業を続けている“通常運転”の風俗街もあるという。

Aさんのチェーンでは、休業した店と営業を継続している店とでまだら模様だ。

Aさんによるとチェーンではこれまでに、働いていた女性の中に感染者が発生しているという。だが女性はひそかに退店処理とされ、
感染の事実は利用客にもチェーンの従業員にも明らかにされていない。また利用客の間でも「帰宅後に発熱した。万が一感染していても、
来店したことは言わないから安心して」と連絡してくる人がある。「風俗店が感染源となり、経路を追跡できない形でお客さまの生活圏へウイルスが広がっている可能性がある。

この現状が恐ろしくて仕方がありません」。Aさんは強い不安を感じており、コロナ後にどんな女性が入店するかなど考える余裕もない。

風俗業で働く人をめぐる環境は近年、大きく変化している。「風俗嬢」であることを隠さない人も出てきたし、
労働者として権利を保護しようという運動もある。今回政府が雇用調整助成金の対象としたのも、風俗店で働く人も労働者である、という理解に基づく。

だが現場にいるAさんにとっての現実は、女性たち自身が就労実態を明らかにしたくないというもの。
本人たちが就労実態を認めなければ、労働者として保護しようがない。

「ソープで働いていました、と公言できる女性なんて、私が知る限りは皆無です」とAさんは言う。
以前ほどではないとはいえ、今でも借金など経済的な事情があって入店する女性は少数ではない。
なじみ客と結婚し、業界を去った女性が3人いたが、うち2人は夫だった男性から「お前なんか、どうせ風俗だったくせに」となじられた後に離婚しているという。

こういう現実を知るAさんは、風俗業を「しっかり稼いで、早く卒業するべき職場」と考えている。

店舗の女性たちに日々、稼ぎを使い果たさず貯金するよう口酸っぱく説いているのも、彼女たちが業界を去る日を意識してのことだ。
そういうAさんにとって、経済的に困窮した女性の「新規入店」を心待ちにする岡村氏の発言は、あきれるばかりのものなのだ。
https://diamond.jp/articles/-/236338

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★1:2020/05/01(金) 16:42:28.14
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