2020年4月28日 12時22分
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020042802100042.html

脳科学者の茂木健一郎氏(57)が28日、新型コロナウイルス禍で「自粛警察」というワードがトレンド入りしていることに
ついて不快感を示し、「自粛警察なのに自分たちが自粛していない」と自制を求めた。
「自粛警察がトレンド入りしているけれども、とても良くない。それぞれの人が自分の良識と判断で行動することを前提に
 しないと、住みづらい不自由な世の中になってしまう」と苦言を呈した。
『自粛警察』は営業中の店舗などに休業を促す張り紙をしたり、張り紙に文言を書き込んだりすることを指すとされる。
ただし、緊急事態宣言下で外出自粛要請が出されており、「営業中の店や他県ナンバーの車に紙を張ったりするために
 歩き回ること自体が変。自粛警察なのに、自分たちが自粛していない」と矛盾も指摘。本末転倒な行為をいさめた。

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茂木健一郎氏