全国の広い範囲で晴天に恵まれた25日は、人の流れはどうだったのか。
列島各地の様子をまとめた。

25日朝の東京駅。
東海道新幹線のホームでは、ドアが開いても、乗車する客はわずかだった。
JR各社によると、東京駅を出発した新幹線の乗車率は、すべて10%以下で、中には、自由席の乗車率が0%の新幹線もあったという。

25日から始まった小池都知事提唱の「ステイホーム週間」。
八王子市の観光地「高尾山」では、登山の自粛を呼びかけ、25日からケーブルカーを運休した。
ところが、登山口には外出自粛の張り紙があるが、朝から多くの人が登っていた。
訪れた人「人が少ないからいいのかなと思って、来ちゃいました」
一方、神奈川県の黒岩知事が「湘南に来ないで」と呼びかけた湘南の海では...。

25日もサーフィンを楽しむ人はいたが、先週末のように、海岸沿いの道路に目立った渋滞はなく、訪れる人はずいぶん減ったように見える。

地元自治体は、公営の駐車場を閉鎖した。
地元の人「来てほしいけど、来られると...。飲食店をやっている人が一番悩んでるかなと」

また、県外からの来訪を控えるよう求めている長野県では、25日、高速道路の出口で県外ナンバーの車がどれくらいいるのかをチェックした。
そうした中、25日に多くの人が訪れていたのが、川崎市の多摩川河川敷にあるゴルフ練習場。
ほとんどのブースが埋まっていた。
https://www.fnn.jp/articles/-/36459