人気カーアクション映画シリーズの第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)が、今夜25日21時から(一部地域を除く)フジテレビ系・土曜プレミアムで放送される。シリーズや作品などの情報を含めて、吹き替えキャストを紹介する。

■『ワイルド・スピード』シリーズって?

 『ワイルド・スピード』シリーズは、すご腕のストリートレーサーが集結した強盗団が、麻薬組織や国際犯罪組織との戦いに身を投じる姿を描く人気カーアクション映画シリーズ。ヴィン・ディーゼル演じる主人公ドミニク・トレットと故ポール・ウォーカーさんふんするブライアン・オコナーを中心とした家族同然のチームメンバーの絆の物語や、高級車や名車を大量に投じた常識はずれのアクションが支持を集めている。ラップやヒップホップなどのノリノリの音楽やレース場にいるスタイル抜群の美女群、ド派手な改造車、ガチンコの肉弾戦もシリーズお約束の見どころといえる。

 2001年の第1作『ワイルド・スピード』を皮切りに、これまでシリーズ8本、スピンオフ1本が公開されている。シリーズ9作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年から来年へと公開が延期された。シリーズは第10弾まで製作されることが決まっている。また、スピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は続編企画が進行中で、新たに女性版のスピンオフ企画も始動している。

■『ワイルド・スピード SKY MISSION』って?

 『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、2015年に公開されたシリーズ第7弾。晴れて自由の身となったドミニク、ブライアンらチームが再び結集し、弟の復讐を誓う最強の敵デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)に立ち向かっていく。スピード感とスリルあふれるアクションはもちろん、ド迫力の空中カーアクションも圧巻。『ソウ』シリーズのジェームズ・ワンが監督を務めた。世界興行収入は15億ドル(1,650億円)を超え、シリーズ最高の成績を収めたほか、世界興収ランキング歴代9位の大ヒットを記録している。(Box Office Mojo調べ、1ドル110円換算)

 本作は、突然の交通事故により、撮影期間中に40歳という若さで亡くなったポール・ウォーカーさんのシリーズ最後の出演作としても知られている。製作は一時中断されたものの、ポールさんの2人の弟ケイレブとコディが、ポールさんが撮り終えることのできなかったアクションシーンや、シーンとシーンのつなぎでポールさんの代役を担当するなどして、完成させた。ラストシーンは、ファンのみならず涙せずにはいられない追悼シーンとなっており、今回はカットせずに放送される。

■あらすじは?

 ヨーロッパで暗躍していたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)率いる国際犯罪組織を壊滅させたドミニクと仲間たち。全ての罪は帳消しとなり、ロサンゼルスで平穏な日々を過ごしていた。だが、ある日、ドミニクの携帯電話への着信をきっかけに、届いたばかりの荷物が大爆発して家は粉々に。それは、オーウェンの兄でイギリス最強の殺し屋デッカードの復讐の始まりにすぎなかった……。

>>2以降に続きます

2020年4月25日 7時14分
https://www.cinematoday.jp/news/N0115524
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